ファーウェイの初任給月40万円が話題 「普通に就職したい」「優秀な人は流れていっちゃう」

ファーウェイの初任給月40万円が話題 「普通に就職したい」「優秀な人は流れていっちゃう」

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中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の日本での初任給が40万円以上だと話題になっている。

リクナビ2018に掲載されたファーウェイ・ジャパンの求人広告によると、募集職種は「通信ネットワークエンジニア」「端末テストエンジニア」「端末アフターサービスエンジニア」「研究職・アルゴリズムエンジニア」の4つ。月給は学士卒で40万1000円、修士卒で43万円に設定されている。年に1回以上は賞与があるというから、賞与が月給2か月分だとすると年収は初年度から560万円以上になる。

「有給消化50%以上」「完全土日祝休み」ともあり、きちんと休むこともできるようだ。もちろん各種社会保険も完備されており、退職金制度も整っている。

「ファーウェイには安く買い叩いている日系企業をしばき倒してほしい」

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、2016年の大卒初任給の平均は約20万円。同社の初任給は通常の2倍以上、ということになる。ネットでは6月30日ごろから、「ファーウェイの求人すごいね」と話題になっている。

「こりゃ優秀な人はじゃんじゃん流れていっちゃうよね」
「年収500越えるじゃん。普通に就職したすぎる」

日本企業と比較する声も上がっていた。

「ソニーの今の修士初任給は25万1千円。ファーウェイ43万。残業代も出るし、年収で倍以上違うよこれ。数年前、ファーウェイの横浜の研究所の求人出てたけど年俸1200万〜だったしそりゃできる奴はそっち行くよね」

リクナビ2018で確認したところ、ソニーの初任給(2016年7月実績)は、大学卒で21万8000円、大学院卒で25万1000円となっている。ファーウェイには倍近い差をつけられている。

また、すでに募集は終了してしまっているが、ファーウェイの日本研究所(横浜市)の光学設計エンジニアが年棒1000〜1500万円で募集されていたこともある。

6月29日には、同社が日本に大型工場を新設すると報じられたことを受け、「ファーウェイにはぜひ日本工場で社員を直接雇用して派遣請負で安く買い叩いている日経企業をしばき倒していただきたく」と期待する人もいた。

エンジニアのグローバルスタンダードに合わせただけ?

なぜファーウェイは初任給をこれほど高く設定しているのだろうか。人材研究所の曽和利光氏は、「学生の内向き志向が影響しているのかもしれない」と語る。

「日本人の学生には未だにソニーやパナソニックといった日系企業が人気です。海外で働きたくないという人も多いです。そのため優秀な学生を採用するためには、そうした企業よりも初任給を高く設定する必要があるのかもしれません」

もしくは「グローバルスタンダードに合わせただけ」という可能性もある。

「シリコンバレーを筆頭に、海外のエンジニアの給与は日本よりも遥かに高いです。グローバルスタンダードに合わせて設定したら、日本企業よりも高くなってしまっただけという可能性もあると思います」

スマートフォン販売では、米アップル、韓国サムスン電子に次いで世界第3位を誇るファーウェイ。年内にも千葉県船橋市に大型工場を新設し、稼働を開始する見込みだ。日経新聞によると、「日本の技術と人材を取り込み、日本や他の先進国で受注を増やす」のが狙いだという。日本での足場を固めるためにも、初任給を高く設定し、優秀な人材の確保につなげたかった、ということなのだろう。

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