「100年後も生き残る」と思う企業ランキング1位「トヨタ自動車」 一方で「東芝」は大幅ランクダウン

「100年後も生き残る」と思う企業ランキング1位「トヨタ自動車」 一方で「東芝」は大幅ランクダウン

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与信管理サービスを提供するリスクモンスターは6月下旬、第4回「100年後も生き残ると思う日本企業」の調査結果を発表した。

調査は4月25〜27日、20〜59歳の有職者と60〜69歳の男女100人を対象にインターネットで実施した。

ホンダ、ソニー、サントリー トップ20のうち14社が製造業

100年後も生き残ると思う日本企業を聞くと、1位は「トヨタ自動車」で回答率は41%。理由には「世界トップクラスのシェア・販売実績を誇る自動車メーカー」、「世界的な知名度」、「高い技術力」といった評価が多く挙げられた。

2位の「本田技研工業(ホンダ)」(14.5%)、3位の「日産自動車」(13.3%)では「技術力」、同率3位の「東日本旅客鉄道(JR東日本)」では「安定した運行管理」などが評価されている。

以降「パナソニック」(13%)、「ソニー」(11.7%)、「東海旅客鉄道(JR東海)」、「サントリー」、「味の素」、「日清食品」と続く。

業種としてはトップ20のうち14社が製造業となった。内訳は自動車3社(トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車)、電気機器4社(パナソニック、ソニー、キヤノン、日立製作所)、飲食料5社(サントリー、味の素、日清食品、キユーピー、キッコーマン)などだ。

製造業以外では鉄道業3社(東日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道)、航空旅客業2社(全日本空輸、日本航空)がランクインしている。

技術力があり、製品の品質が評価されている企業が生き残る?

2016年に実施された前回の調査結果と比較すると、上位3社「トヨタ自動車」、「ホンダ」、「JR東日本」に変化はなかった。しかし「日本航空(JAL)」は前回33位から20位、「ブリヂストン」は21位から11位、「三菱商事」は28位から16位など、12社が順位を上げている。

一方、「キッコーマン」は前回9位から17位へ、「日立製作所」は12位から20位、「西日本旅客鉄道(JR西日本)」は9位から15位など、7社は順位を下げる結果となった。

また注目を集めている「東芝」は140位。2015年の不適切会計発覚、2017年の海外子会社における巨額損失の発覚で、第1回目の15位から21位、87位、今回の140位と回を重ねるごとに順位が落ちている。

「100年後も生き残ると思う日本企業」に重視するイメージを聞くと、「技術力」が44.5%で最も多かった。次いで「製品・商品の品質」(36.9%)、「経営理念・姿勢」(25.4%)、「ニーズ」(23.6%)、「独創性」(21.4%)、「誠実さ」(21.1%)の順となった。

前回と比べ「経営理念・姿勢」が2ランクアップし、「歴史・伝統」や「資本力」はランクダウンしている。

これらの結果を見ると「100年後も生き残る」と考えられている企業像とは「技術力があり、製品の品質が評価されている製造業を中心とした企業」だと考えられる。

上位にランクインしている企業の多くがこれらの要素を満たしているが、実際に100年を超えている企業は「サントリー」、「味の素」、「TOTO」、「キッコーマン」、「日立製作所」の5社のみだ。

「東芝」も創業142年という100年を超える数少ない企業のひとつだが、経営姿勢が問題視され大幅に順位を下げている。やはり「誠実な経営姿勢で消費者の信頼を獲得し続ける」ことができる企業が、100年後も生き残る企業として考えられている、といえるだろう。

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