社会人の4人に1人は「セクハラ被害者」 3割は「関係性が気まずくなる」「行動しても解決しない」と泣き寝入り

社会人の4人に1人は「セクハラ被害者」 3割は「関係性が気まずくなる」「行動しても解決しない」と泣き寝入り

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ビッグローブは12月12日、「セクハラに関する意識調査」の結果を発表した。調査は今年11月にインターネットで実施し、20〜50代の社会人の男女各400人、合計800人から回答を得た。

「セクハラをされたことがある」と回答したのは190人で、全体の23.8%。4、5人に1人はセクハラ被害者ということになる。どのようなセクハラをされたかと聞くと、最も多かったのが「身体を触られた」(54.2%)だった。

以降「男らしさや女らしさについて言及された」(34.2%)、「断りづらい状況で私的な連絡が来るようになった」(27.4%)、「必要以上になれなれしい呼び方や話し方をされた」(24.7%)、「個別で食事に付き合わされた」(23.2%)などと続く。

セクハラしてきた相手に抗議した人は1割未満

他にも「性的な行為を要求された」(13.2%)、「性的な行為をされた」「行き先や自宅付近に付きまとわれた」(同6.8%)などの被害を挙げる人もいた。20代女性(32人)に絞り込んで聞くと、「性的な行為を要求された」「性的な行為をされた」(同15.6%)となり、セクハラ被害の深刻な実態が明らかとなった。

またセクハラをされたとき、どのような行動を取ったかと聞くと、「態度等でそれとなく抗議した」(48.9%)が最も多かったが、次いで「特に何もしなかった」(28.4%)がランクインした。「相手方に直接あるいは文書・メールで抗議した」は8.4%に留まった。

「特に何もしなかった」という人に理由を聞くと、1位は「関係性が気まずくなるのが嫌だ」(37.0%)で、2位は「行動しても解決しないと諦めたから」(29.6%)、3位「相手が気付いていないので言いづらい」(25.9%)と自分さえ我慢すれば、と考える人が多い。

一方、「取るに足らないことだと思ったから」は14.8%で、たとえ抗議をしなくてもセクハラに怒り傷ついている人が多数を占めている。

20代女性にとってセクハラは「恐怖心が芽生える」もの

全体に「セクハラについてどのように感じるか」を聞くと、1位は「怒り」(51.1%)、2位は僅差で「軽蔑」(49.0%)。以降「恐怖」(31.4%)、「呆れ」(31.1%)、「恥辱」(29.0%)などが続く。

20代女性(100人)に限定すると、最も多いのが「恐怖」(54.0%)で、「怒り」(52.0%)を上回った。この数値は他年代と比較して10ポイント以上高く、これについて同社は、

「20代女性にとってセクハラをされることは、怒りを覚える以上に、恐怖心が芽生える人が多いことが調査結果で明らかになった」

とコメントしている。

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