「友人に自分の勤務先を勧めたい」という人、わずか2割 「経営層に期待できない」も3人に1人

「友人に自分の勤務先を勧めたい」という人、わずか2割 「経営層に期待できない」も3人に1人

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人材サービスのアデコは、20代から60代の働く男女を対象に、従業員エンゲージメントに関する調査を実施した。調査期間は10月4日から9日で、有効回答数は1993件。エンゲージメントとは誇りや愛着のことで、仕事上でそれらを感じたり、失ったりする理由について調査した。

現在勤務する会社に愛着を持っている人は全体の47.5%と半数に迫る。自身が就いている職業や業務内容に誇りを持っていると答えた人も50.7%いた。

会社に愛着を持つ理由トップは「仕事に社会的意義を感じている」

会社に愛着を持っている理由を複数回答で聞くと「仕事に社会的意義を感じている」が47.4%で最多で、2位の「雇用が安定している」(29.1%)と3位の「ワークライフのバランスと柔軟性がある」(26.1%)を大きく引き離した。会社への愛着と言うよりは、自分が担当している仕事そのものに意義を見出しているようだ。

それを裏付けるように、「友人に自分の会社への就職・転職を勧めたいか」との質問に「非常にそう思う」「そう思う」と答えた合計は18.6%で、2割に満たなかった。「あまり思わない」「まったく思わない」の合計が3割近くで、最も多い回答は「どちらとも言えない」だった。会社への愛着はあっても、知人に勧めたいほどではないとの実情が浮かび上がってくる。

「経営理念に共感できるから」と回答したのは16.6%。就活の際、志望動機に「理念に共感したため」と挙げる人は多いが、実際に働いてその気持ちが薄れたり、目の前の仕事へのやりがいが上回ったりするのかもしれない。

調査では、自社への貢献意欲や職場への誇りが失われる理由も聞いた。その結果、「給与やポジションが上がらない」を挙げる人が最も多く、41.1%から支持された。2位には「上司が適切に評価してくれない」(35.8%)、3位には「経営層に期待ができない」(35.3%)がランクインし、仕事の頑張りが評価に結びつかない状況に加え、経営陣などトップ層への不満も意欲を削ぐ一因であると分かった。

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