女性が直面した退職時のトラブル 「引き継げる人がいない」「有休消化させてもらえない」

女性が直面した退職時のトラブル 「引き継げる人がいない」「有休消化させてもらえない」

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エン・ジャパンは1月25日、退職に関する調査結果を発表した。調査は昨年11〜12月にかけてインターネットで実施し、同社運営の「エンウィメンズワーク」を利用する20〜40代の女性503人から回答を得た。

転職経験がある人の81%が、「退職時に苦労やトラブルがあった」と回答している。具体的に聞くと、最も多かったのは「会社・上司からの引きとめ」(36%)だった。

「入る予定もない新入社員を育ててからにしてほしいと言われた」

具体的に聞くと、退職意志を伝えても人手不足を理由に引き留められたり、話題を変えられたりしたという人が多かった。そのため「強固な意思を持って退職の意思表示はしなければならない」(23歳)という声も多く寄せられた。外資系で働く38歳の女性は、

「いつ辞めてもらっても構わないと言っていた上司が、実際に退職の話をした途端に、自己保身のため数か月後まで辞められては困ると言われた」

と話す。次いで多かったのは「退職時期のすり合わせ」(27%)。すぐ辞めたいところ、繁忙期が終わるまでは働こうとした27歳女性は「入る予定もない次の新入社員を待って育ててからにしてほしいと言われ、説得に苦労した」とこぼした。

3位は「担当業務の引き継ぎ」(24%)で、「リーダーを任されていた業務について、全員経験が浅く引き継げる人がいなくてかなり悩んだ」(31歳)という声も。同率で「有給休暇の消化など福利厚生が使えない」もランクインし、

「私の代わりに入社した方が1ヶ月で辞め、次に採用した方の覚えが悪かった。そのため、引継ぎに時間がかかり、空気的にも有給休暇がとりづらく辛かった」(26歳)

という人もいる。

「円満退職のために一番大切だと思うこと」を聞くと、最も多かったのは「早めに退職の意向を伝えること」(28%)。以降、「段取りをよく考えた行動をすること」「退職のタイミングを見計らうこと」(同20%)、「しっかり引き継ぎをすること」(16%)などが続く。

嫌な退職者「退職が決まった途端、やる気がなくなる」

また「気持ちよく送り出せた退職者の特徴」については、「最後まで責任をもって仕事に取り組んでくれた」(64%)が最多となった。

「退職すると決まった途端、仕事が疎かになる人がいますが、自分の仕事には責任をもって最後まで仕事に取り組んでくれる人はとっても好印象です」(26歳)

2位以降「後任者にしっかり業務を引き継いだ」(49%)、「きちんとマニュアルなどを残してくれた」(41%)、「余裕を持って引き継ぎの期間を設けてくれた」(39%)、「退職の際に挨拶をしてくれた」(31%)などが続く。

一方、困った退職者の特徴を聞くと「退職が決まった途端、やる気がなくなった」(45%)で、

「今までトップレベルの営業だったが、売上を全く上げなくなった。大口顧客を担当していただけに、かなり厳しい状況になった」(25歳)

という人も。他の特徴としては「業務の引継ぎに漏れがあった」「引継ぎの時間が足りなかった」(35%)、「退職の挨拶もなく辞めていった」(33%)があがっていた。

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