高プロ採決を前にエキタスが国会前で抗議集会 「残業代ゼロ法案やめろ」「財界よりも市民を守れ」

高プロ採決を前にエキタスが国会前で抗議集会 「残業代ゼロ法案やめろ」「財界よりも市民を守れ」

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若者グループ「エキタス」は6月26日、国会前で高度プロフェッショナル制度に反対する抗議行動を行った。過労死遺族や市民が100人以上集まり、「残業代ゼロ法案やめろ」「財界よりも市民を守れ」と反対の声を上げた。

NHKの記者だった佐戸未和さん(当時31歳)を2013年に過労で亡くした佐戸恵美子さんは、「過労死は若者に増えてきているという。なんで今ここで高プロ導入なんですか。成果に応じた働き方だったら今でもあるじゃないですか。時間だったらフレックスタイムだってあるじゃないですか」と訴えた。

「安倍首相は『経団連の会長から要請された』と言った」

抗議行動には社会民主党の福島みずほ議員ら野党議員も駆け付けた。福島議員は「日本で初めて労働時間・休日・休憩、一切の規制のない労働者が誕生してしまいます。そんな労働者を誕生させてはなりません」と話した。

法政大学の上西充子教授もマイクを握り、高プロが経済界のニーズに基づくものだと指摘。

「(野党議員の)『高プロを労働者は求めていませんね。』という質問に対して、安倍晋三首相が何と言ったか。『産業競争力会議で経済界と有識者の方が提言された』(中略)『経団連の会長からこれをぜひ入れてくれという要請を受けました』みたいなことを言ったんですね」

これまで高プロは働き手のニーズに応えて導入するとされてきた。しかし働き手へのヒアリングは制度案が作られた後にわずか12人を対象に行われただけだと明らかになっている。結局、働き手のニーズではなく、財界からのニーズで導入しようとしているようだ。

働き手の一部を労働時間の規制や割増賃金の規定から外す"高プロ"を盛り込んだ、働き方改革関連法案は28日にも採決される見込みとなっている。エキタスや日本労働弁護団は本日27日も新橋駅SL広場で反対の街頭宣伝を行う予定だ。

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