シーフードショー過去最大規模。「食育」セミナーも!

シーフードショー過去最大規模。「食育」セミナーも!

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学校給食関係者などが多数参加
食育講演会「魚から学ぶ食育」に注目集まる

 「世界で魚好きが増えてきた! We Love Fish!」をテーマに8月17日〜19日までの3日間、東京ビッグサイトで、第18回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(主催=一般社団法人 大日本水産会)が開催され、期間中に延べ約3万人が訪れた。
 2013年10月に和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、健康志向とも相まって主要食材である魚がますます注目されてきているなか、今回のシーフードショーでは、過去最大となる約8000アイテム以上の水産商材が一堂に集結。国内はもちろん海外25か国・地域からも822社が参加するなど、過去最大規模の催しとなった。
 展示のほかにも多くの各種講演やセミナーも行われた。
 中でも注目されたのが「食育講演会『学校給食を魚食教育の教材にしよう!〜魚から学ぶ食育〜』」(講師=金沢大学 林紀代美准教授)。
 地産地消の推進や和食文化の継承・発展、魚食の持つ健康機能を理解するためにも、学校給食における「食育」(魚食教育)の重要性が近年高まってきているが、林准教授は「まずは教科(5年生の社会科で学ぶ『水産業』)と学校給食がコラボするなど、教員と栄養教諭が連携し合って校内体制を確立。子どもたちの学習という側面にとどまらず、子どもたちの向こう側に保護者や地域社会があるという幅広い視点で取り組んでいただけたら」と切り出した。
 また、さまざまな貴重な資料や教材を提供できる水産業界に対しても「小・中・高校の学びの内容を深く知っておくことが、的確な支援につながるはず」と指摘。
 「長期的展望に立ってできること、できないことを明確に整理し、継続的に支援していって欲しい」と続けた。
 そして「魚食教育は魚を獲る・売る・調理する・食べることを通して、産業だけでなく地域や社会、日常生活や文化をも捉えて考えることができる広く深い学び」と話す。「学校と業界、それぞれの立場や長所を互いに提供し合って、魚食から学ぶ食育にぜひ挑戦していただきたい」と呼びかけた。