4月の完全失業率は横ばい - 有効求人倍率は43年2カ月ぶり高水準

4月の完全失業率は横ばい - 有効求人倍率は43年2カ月ぶり高水準

画像提供:マイナビニュース

総務省が5月30日に発表した2017年4月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は前月から横ばいの2.8%となった。

○失業率、女性は23年8カ月ぶり低水準

完全失業率を男女別にみると、男性は前月比0.1ポイント上昇の2.9%。一方、女性は同0.1ポイント低下の2.6%と、1993年8月(2.6%)以来、23年8カ月ぶりの低水準を記録した。

完全失業者数(原数値)は前年同月比28万人(12.4%)減の197万人と、83カ月連続の減少。男女別では、男性は同19万人減の111万人、女性は同9万人減の86万人となった。

就業者数(原数値)は同80万人(1.2%)増の6,500万人と、52カ月連続の増加。就業率(15歳以上人口に占める就業者の割合、原数値)は同0.7ポイント上昇の58.5%、このうち15〜64歳の就業率は同0.9ポイント上昇の74.9%となった。

雇用者数(原数値)は同57万人(1.0%)増の5,757万人と、52カ月連続の増加。雇用形態別にみると、正規の職員・従業員数は同14万人(0.4%)増の3,400万人、非正規は同33万人(1.7%)増の2,004万人となった。

一方、厚生労働省は同日、2017年4月の一般職業紹介状況を発表。それによると、4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.03ポイント上昇の1.48倍と、バブル期の最高だった1990年7月の1.46倍を超え、1974年2月(1.53倍)以来、43年2カ月ぶりの高水準を記録した。
(御木本千春)

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