第一生命、東急と連携し首都圏在住の社員がオフピーク通勤

第一生命が東急電鉄と連携し、首都圏在住の社員にオフピーク通勤を推奨

記事まとめ

  • 電車が混雑する7時ごろから9時前後を避けて通勤するオフピーク通勤を推奨する動き
  • 東急は第一生命保険渋谷総合支社と連携しオフピーク通勤の推奨の実施をはじめた
  • 第一生命は地域の課題解決に向けた取り組みを推進しており、今回の取り組みもその一環

第一生命、東急と連携し首都圏在住の社員がオフピーク通勤

第一生命、東急と連携し首都圏在住の社員がオフピーク通勤

画像提供:マイナビニュース

オフピーク通勤という言葉をご存じだろうか。電車が混雑する7時ごろから9時前後を避けて通勤するというもので、これを推奨する運動が鉄道各社で起こっている。東京地下鉄は東西線の朝ラッシュ混雑緩和対策の一環として、早い時間に電車に乗るとICカードにメダルがたまり、豪華賞品が当たる「東西線早起きキャンペーン」を実施している。つくばエクスプレスはラッシュ時の上り電車を増発したり、混雑する駅と車両をHPで掲載することで「混雑の見える化」に取り組んでいる。他にも各社の取り組みは様々だ。

朝ラッシュの混雑緩和において有効なのはラッシュ時に電車を増発することだが、線路の数は限られているため列車の増発には限界がある。そして少子化、人口減少が進む日本において、なかなか増線には踏み切れないのが鉄道各社の現状だ。鉄道各社は混雑緩和のため様々な取り組みを行っているが、結局のところそれは一つの鉄道会社の取り組みでしかない。

そんな中、東急電鉄第一生命保険渋谷総合支社と連携して、6月1日からオフピーク通勤の推奨による、電車の混雑緩和施策の実施をはじめた。第一生命は、社員の働き方改革に積極的に取り組むとともに、全国の47都道府県をはじめとする多くの自治体と連携し、健康増進啓発、高齢者見守りなど、 地域の課題解決に向けた取り組みを推進しており、今回の取り組みもその一環。

三軒茶屋駅や、二子玉川駅、自由が丘駅など、東急線沿線を中心とする第一生命渋谷総合支社管轄の25営業所で、約750人の従業員を対象に、始業時間を9時15分から90時30分に変更する。同時に、「オフピーク通勤カード」を共同で制作するという。25の営業所で、第一生命の生涯設計デザイナーが営業活動を行う際、オフピーク通勤カードを顧客に提示し、オフピーク通勤を推進するというもの。

また東急電鉄は他にも、田園都市線池尻大橋〜渋谷間を含む電車定期券を持つ利用者に、国道246号を運行する渋谷駅行きの東急バスに朝のラッシュ時間だけ無料で乗ることが出来る「バスも!キャンペーン」を行っている。

鉄道会社の努力だけで、朝の通勤ラッシュの混雑緩和は不可能だ。様々な企業、バスやタクシーなど他のサービスとの連携、取り組みを行っていき、オフピーク通勤を少しでも多くの会社、人に知ってもらうことが、混雑緩和の第一歩だろう。
(瀬尾俊輔)

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