苦戦中のかっぱ寿司が70分間の「食べ放題」企画を開始、なぜ始めた?

苦戦中のかっぱ寿司が70分間の「食べ放題」企画を開始、なぜ始めた?

画像提供:マイナビニュース

かっぱ寿司は7月14日までの期間限定で80品種以上が70分間食べ放題になる「食べ放題」企画を開始した。期間中平日14時〜17時までの実施で、20店舗を対象にした企画となる。

「食べ放題」企画は今年1月に1店舗のみのトライアル企画として実施。その結果を受けて、さらなる効果検証のために本日13日から全国20店舗を対象に同企画を開始した。かっぱ寿司は全国348店舗あり、まだトライアル色が強い取り組みとなる。

食べ放題の対象になるのは、寿司のほかにサイドメニューやデザートなど80種以上の商品。料金は男性が1,580円(税別、以下同)、女性が1,380円、65歳以上が980円、小学生未満が無料となる。

今回の企画の狙いについて、外向きには「お寿司を食べる楽しみを広げたい」(広報部)とし、内向きには、平日14時〜17時というピークタイムを外した時間限定の取り組みであり「アイドルタイムの活性化」(同)を目的にしているという。

かっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイトの業績は近年不調続きで、昨年度は最終損益が赤字に転落。同社は2016年10月より、リブランディングの取り組みを進め店舗改装を実施するなど、生まれ変わりを目指してきた。認知度向上や客単価の上昇などにおいて、一時的な効果はあったものの、本格的な収益改善にまではいたっておらず、他社との競争も激化している。

今回の食べ放題企画を反転攻勢と見る向きもあるが、アイドルタイムの活性化を目的にした企画であり、店舗数も限定されていることから、効果は限定的なものとなりそうだ。いずれにせよ、今回の取り組みがどういった結果を生むのかは注目されるところだ。
(大澤昌弘)

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