大学選択で「興味のある学問分野があること」を重視した学生が減少

大学選択で「興味のある学問分野があること」を重視した学生が減少

画像提供:マイナビニュース

ベネッセホールディングスの社内シンクタンクであるベネッセ教育総合研究所は8月8日、「第3回大学生の学習・生活実態調査」の結果を発表した。同調査は2008年以来、4年おきに実施しているもの。調査期間は2016年11月〜12月、有効回答は全国の大学1〜4年生4,948人。

○大学教育では楽な授業を好む学生が増加

大学を選択する際、重視した点を聞くと、「興味のある学問分野があること」が54.5%と最も多かったものの、2008年(64.8%)と比べて10.3ポイント減少した。以下、「入試難易度が自分に合っていること」が42.2%(2008年48.1%)、「入試方式が自分に合っていること」が30.7%(同30.7%)と続き、こちらは大きな変化はみられなかった。

大学教育に対する考え方を尋ねると、「あまり興味がなくても、単位を楽にとれる授業がよい」との回答は2008年比12.5ポイント増の61.4%、「大学での学習の方法は、大学の授業で指導をうけるのがよい」は同11.4ポイント増の50.7%、「大学生活については、大学の教員が指導・支援する方がよい」は同22.9ポイント増の38.2%と、楽な授業を好み、大学の支援・指導を求める学生が増加したことがわかった。

また「学生が知識や技能を身につけられるかどうかは大学の教育の責任だ」という考え方に賛同する学生も、2012年と比べて5.6%増の28.6%となった。

大学に対する満足度をみると、大学生活を総合的に判断して「満足している(とても+まあ)」との回答は同13.0ポイント減の51.1%。また「期待通りの学生生活を手に入れた」との設問に「そう思う(とても+まあ)」と答えた割合は48.1%だった。
(御木本千春)

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