好感度アップのビジネスマナー (1) 第一印象がカギ! 社会人に相応しい身だしなみとは?

好感度アップのビジネスマナー (1) 第一印象がカギ! 社会人に相応しい身だしなみとは?

画像提供:マイナビニュース

TPOとよく言いますが、そもそも社会人に相応しい服装とはどんなものなのでしょうか。

男女ともに気をつけたいポイントがあります。

共通しているのは、何を着るかも大切ですが、もっと大切なことはどう着るか、ということ。

服装は一番外側にある内面と言われます。例えば、どんなにいいスーツを着ていても、シワだらけだったり、汚れやほつれがあれば印象ダウンにつながってしまいます。朝、慌ただしく用意するのではなく、前日に着るものを決めて、アイロンが必要な場合はしっかり掛けておきましょう。

着る洋服が決まっていて、なおかつ整っていると朝のスタートも気持ちがいいはずです。

それでは、男女別に身だしなみについて確認していきましょう。

○(1) 男性の身だしなみのコツ

まずは男性、スーツの着こなしについてです。

スーツの色については、基本は紺・グレーが主流。黒は冠婚葬祭やパーティーシーンなどで着るものですので、控えるほうが無難です。

スーツを着る場合に注意したいポイントはボタン・ポケット・シャツの3点です。

ジャケットのボタンは3つボタンの場合は上2つを留め、2つボタンの場合は上のひとつのみを留めます。ただし3つボタンのスーツで上のボタンが折り返し部分に隠れているスタイルのスーツもあります。その場合は真ん中のボタンのみ留めるようにしましょう。

基本、座るときには、窮屈ですしボタンを外して構いませんが、立ち上がるときにはしっかりボタンを留めましょう。

続いてポケットの注意点です。まずポケットにものを入れすぎないように気をつけましょう。鍵や財布やガム、タバコなどポケットになんでも入れようとするとスーツの形が崩れスマートな印象ではなくなります。またポケットについている蓋の役割をする「フラップ」について。フォーマルな場面では屋外ではフラップは出し、室内に入ったらフラップをポケットの中にしまうと言われていますが、ビジネスの場面では基本フラップは出しておきましょう。片方が入っていて片方が出ている、あるいはフラップが部分的に入っていたり、シワだらけだったりすると印象はよくありません。誰かに会う前にかならずフラップが出ているか、確認しましょう。

男性の注意したいポイントのラスト、シャツについて。国際的な基準では、ビジネスシャツは下着として扱われているとのこと。そう考えると、ジャケットを着ていない状態は恥ずかしいわけです。なので、どうしても暑くて仕方がない時など、ジャケットを脱ぎたい時には必ず相手に「失礼してジャケットを脱いでもよろしいでしょうか」と断りを入れること。そして挨拶をする際などには必ずジャケットを羽織るようにしましょう。本来であれば、シャツの下には何も着ないのがマナー。もともとシャツは下着ですから、下着を重ねる必要はないということです。とはいえ、透けてしまう素材もありますから、肌色のVネックの下着などを着て、透け防止、汗ジミ防止もエチケットです。

前述の通り、何を着るかよりもどう着るかが大切。しっかりアイロンのかかったシャキッとしたシャツを着こなしましょう。

○(2) 女性の身だしなみのコツ

続いて女性の身だしなみについて。女性は男性の「スーツ」よりもスカートやパンツ、ワンピース、カットソーなどバリエーション豊かです。

身だしなみで気をつけたいポイントは、その場に相応しい服装かどうか。丈が短すぎるスカートや胸元が大きく開いたシャツやカットソーは注意しましょう。お辞儀をする時に胸元が見えてしまうことのないように。ノースリーブなど露出が多い服装も時と場合によってはNGなことも。カーディガンなど羽織るものを持っていると安心です。

そして、足元の注意点として気をつけたいのはストッキングの着用です。夏で暑いからといって素足はビジネスシーンではNGです。また、ストッキングの伝線も気をつけたいもの。お客様先にお邪魔する機会が多い日は念のためカバンにひとつ予備のストッキングを入れておいてもいいかもしれません。そして、自分の肌の色と合っているかも重要なポイントです。細部に神は宿ると言われますが、足先の身だしなみは注意が必要です。靴が磨かれていること、ヒールのかかとのすり減りには充分気をつけましょう。金具の部分が出てしまうとカツカツ、カンカンと音がなりますし、雨の日は滑りやすくなって危険です。日頃からヒールのメンテナンスをしっかり行いましょう。

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前述の通り、男性より女性の場合はバリエーション豊かだからこそ意識したいポイントは色や柄や形、自分が好きな物を選んで着ることよりも、どんな印象に見せたいか、その日の予定に合わせてしっかり吟味することです。立場や状況をイメージして相応しい服装を心がけましょう。

男性も女性も共通していることは、身体にしっかりフィットしたサイズのものをしっかり手入れをして、背筋をスッと伸ばして着こなすこと。これを常に意識していれば第一印象アップにも間違いなくつながります。ぜひお出かけ前に鏡の前でチェックをして凛として出かけてください。

○執筆者プロフィール:北條 久美子(ほうじょう くみこ)

株式会社 キュー 執行役員。東京外国語大学を卒業し、ウェディング司会・研修講師を経て、2007年 エイベックスグループホールディングス株式会社人事部にて教育担当に。2010年にキャリアカウンセラー・研修講師として独立。同時にダイヤモンドジュエリーを販売するBRILIANCE+を運営する株式会社キューの顧問に就任。現在は執行役員として採用や人財育成に携わる。■ 株式会社 キュー:http://www.brilliance.co.jp/
(北條久美子)

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