見られたくない閲覧履歴の完全消去テク

見られたくない閲覧履歴の完全消去テク

画像提供:マイナビニュース

※2009/07/02掲載記事の再掲です。

ウェブで閲覧した内容を他人には知られたくない、と言うこともある。しかし、ブラウザの履歴を消すだけでは残ってしまう痕跡もあるのを知っているだろうか。

○基本はブラウザや検索履歴の消去から

まずは基本となるブラウザの履歴削除方法をおさらいしておこう。Internet Explorer7の場合は「ツール」→「インターネットオプション」を開き、「全般」タブの「閲覧の履歴」の「削除」から「インターネット一時ファイル」、「Cookie」、「履歴」、「フォームデータ」、「パスワード」をそれぞれ削除しておく。

目につきやすい検索キーワードの履歴も、上記の「フォームデータ」の削除で消える。「インターネットオプション」の「コンテンツ」タブ→「オートコンプリート」の「設定」画面でチェックをはずしておけば、フォーム欄の入力履歴を保存しないようにもしておける。
「ただし、GoogleやWindowsLiveなどのツールバーを使っている場合は要注意」と教えてくれたのは、パソコン雑誌『PCfan』の副編集長佐武洋介氏。
「IEにアドオンするタイプのツールバーで検索した履歴はブラウザの操作では消えないことがあるので、個別にクリアしておく必要があります」

ちなみに同氏は、内緒のネットサーフィンの心強い味方として最新ブラウザをオススメすると言う。
「今年3月に正式公開されたIE 8にはそもそも閲覧時に履歴を残さない『InPrivateモード』が搭載されています。FirefoxやGoogle ChromeなどのMicrosoft以外のブラウザにも同様の機能があります。今後はこうした機能がブラウザの必須機能になっていくでしょう」

なるほど、これならいちいち履歴を消す手間は不要だし、消し忘れの心配もなくなる。

○ブラウザからは消せないFlash Playerの保存データ

以上はブラウザから行える履歴の消し方だが、実はこれだけでは不完全。詳しい人が見ればわかってしまう痕跡がまだあるのだ。それはFlashの使われたページを見たときに保存されるデータで、ブラウザのCookieに当たるもの。ブラウザからは消せず、データが保存されているフォルダを開くと、訪れたサイトのドメイン名などがバッチリわかってしまう。

これを削除するには、該当のフォルダを開いて直接消してもいいが、Adobeがウェブ上で公開している「設定マネージャ」を使うと、ドメイン名を確認しながら個別に消去できる。あるいは、CCleaner(クラップ クリーナー)など、履歴を一括削除できるフリーソフトを使うともっと簡単。上記のFlashデータも含めて、ブラウザや各種プレーヤーの履歴もまとめて消してくれる。

ただし、これらの履歴を消すことで、自動入力されていたパスワードが表示されなくなったり、保存されていたFlashゲームのデータが消えてしまったりすることもある。プライバシーと利便性のバランスをよく考えて実行しよう。

文●永井祐子(エフスタイル)
(MN シゴト編集部)