大学発ベンチャー、前年度より247社増加 - 創出数が最も多い大学は?

大学発ベンチャー、前年度より247社増加 - 創出数が最も多い大学は?

画像提供:マイナビニュース

経済産業省はこのほど、「大学発ベンチャーに関する調査」の結果を発表した。同調査は11月10日〜28日、国内の全大学、全高専、全承認 TLO、同省が把握した主要なインキュベーション施設、全都道府県計1,281者を対象とした。調査対象機関1,281者への配付に対し、回収数は699者。

同調査では、「研究成果ベンチャー」「共同研究ベンチャー」「技術移転ベンチャー」「学生ベンチャー」「関連ベンチャー」のうち1つ以上に当てはまるベンチャー企業を「大学発ベンチャー」と定義している。

設立数について、今回存在が確認されたものは2,093社だった。平成28年度調査時では1,846社であったため、247社増加していることがわかった。設立年別でみると、2003年〜2007年に設立した創業10〜14年、2013年〜2017年に設立された創業1〜5年程度の企業が多くなっている。

大学発ベンチャー分類の推移をみると、大学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術・ビジネス手法を事業化する目的で設立した「研究開発ベンチャー」が1,238社(比率59.1%)が最も多かった。

大学発ベンチャーの大学別創出数を調べると、大学別では東京大学が最も多く、京都大学、筑波大学、大阪大学と続いた。2016年調査と比べると、名古屋大学が大きく順位を上げている(2016年:12位→2017年:6位)。

業種別でみると、「バイオ・ヘルスケア・医療機器」が659社と最も多く、次いで「IT(アプリケーション、ソフトウェア)」(614社)、「ものづくり(ITハードウェア除く)」(417社)となった。

資本金は、「1,000万円以上5,000万円未満」(119社)が最も多く、平均は8,279万円だった。正社員数は「5人未満」(227社)が最も多く。平均は7.8人となっている。売上高は、「1,000万円以上5,000万円未満」(87社)が最も多く、平均は1億1,872万円であった。
(フォルサ)

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