SBG、第2の10兆円ファンド設立へ 平成31年3月期最終利益は1兆円超え

SBG、第2の10兆円ファンド設立へ 平成31年3月期最終利益は1兆円超え

ソフトバンクグループの決算発表でプレゼンテーションをする孫正義会長兼社長=9日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は9日、運用額10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」に続く、第2号ファンドの設立準備に入ったことを明らかにした。SVFと同規模を想定し、人工知能(AI)分野に積極的に投資する。

 孫氏は「SVFの投資が途切れることがないようにする」と説明。SBGが単独で新ファンドを立ち上げた後、他の投資家の参加を募る方法を検討する。

 SBGが9日に発表した平成31年3月期連結決算は本業のもうけを示す営業利益が前年同期比80・5%増の2兆3539億円。このうちSVFの事業利益は、米ライドシェア大手のウーバーテクノロジーズなど投資先の価値上昇で、同4倍超の1兆2566億円に達した。孫氏は「(AIの活用で)データ通信量は爆発的に伸びていく。(SBGの)本当の意味での成長期が始まる」と述べた。

 SBGの最終利益は同35・8%増の1兆4111億円と3年連続の1兆円超え。売上高は同4・8%増の9兆6022億円だった。SBGは6月27日時点の株主に対し、1株を2株にする株式分割を実施することも発表した。

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