令和初のお中元商戦スタート 若い世代にも照準

令和初のお中元商戦スタート 若い世代にも照準

お中元商戦 改元記念品充実

令和初のお中元商戦スタート 若い世代にも照準

大丸松坂屋が販売する「錦鯉の姿で「令和」寿司」。改元記念で組んだ商品だ=8日、東京都千代田区の大丸東京店(日野稚子撮影)

 百貨店お中元商戦が始まった。令和初の商戦に臨む各社は記念となる品物を充実させてアピール。若い世代の顧客を取り込む好機と意欲をみせている。インターネットでの販売受け付けを先行して始め、店頭での受け付けも5月下旬から行う。

 ■改元記念から「自分用」まで

 「希少価値が高いお酒は自分や本当に親しい人へ贈るパーソナルギフトだ」と話すのは、10日にネットでの受け付けを始めた三越の酒担当バイヤー。三越はお中元では初の取り扱いとなるフランス・ボルドー右岸のシャトー(醸造所)が生産したワインセットを筆頭に、12万9600円〜1万8360円の高級酒13品目をそろえた。

 「改元で社会が良い方向へむかうとの期待があるので、楽しさを感じられるラインアップにした」と企画を進めた大丸松坂屋百貨店は、握りずし「錦鯉の姿寿司」で元号の令和を表現できるセットを2万190円で用意。昨年同様、ネット上での「写真映え」を意識した品ぞろえで、20代、30代の開拓を狙う。

 高島屋も気軽さを演出したカジュアルテイストのギフトを拡充し、初めてお中元を贈る若い世代の獲得を意識する。そごう・西武は「健康食材」をテーマとした。

 ■ギフト市場は拡大基調

 矢野経済研究所はお中元市場は今年、7350億円になると予測する。縮小傾向にあるが、ギフト市場全体は拡大基調だという。儀礼として贈る行為に重きをおいて無難な品物を選ぶのではなく、相手が喜ぶものを贈りたいというニーズは強いようだ。

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