LIXILグループが取締役候補8人を発表、社外が7人、瀬戸氏含まず、委任状争奪戦へ

LIXILグループが取締役候補8人を発表、社外が7人、瀬戸氏含まず、委任状争奪戦へ

LIXILグループの決算を説明する山梨広一社長兼COO。当初出席予定だった潮田洋一郎会長兼CEOの姿はなかった=13日午後、東京都中央区(寺河内美奈撮影)

 トップ人事をめぐって、経営が混乱している住宅設備大手LIXIL(リクシル)グループは13日、6月25日に開催する株主総会に提案する取締役候補者8人を発表した。社外取締役が7人。前社長兼最高経営責任者(CEO)の瀬戸欣哉取締役は、定時株主総会に向け、自身を含む8人の取締役候補を株主提案しているが、今回の会社提案では瀬戸氏は含まれていない。このため、経営の主導権をめぐり、株主総会での委任状争奪戦が必至となっている。

 同社の提案は、JVCケンウッド元会長の河原春郎氏、ベネッセホールディングス副会長の福原賢一氏ら7人の社外取締役と、LIXILグループ執行役副社長の大坪一彦氏を取締役候補に指名するものだ。

 この8人の中には、瀬戸氏側が提案しているあずさ監査法人の元副理事長である鈴木輝夫氏、元最高裁判事の鬼丸かおる氏の2人が示されているが、瀬戸氏は含まれていないため、株主総会での議論を経て決定することになる。

 同日発表した平成31(2019)年3月期の連結決算は最終損益が521億円の赤字(前期は545億円の黒字)に転落した。

 午後1時半から決算発表会見を開催したが、当初出席を予定していた潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)が、急遽(きゅうきょ)欠席した。理由については、会社側は説明していない。

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