デロイト系 スタートアップと大企業の協業支援 AIで出会い最短1分

 起業支援のデロイトトーマツベンチャーサポート(DTVS、東京都千代田区)は3日、「スタートアップ」と呼ばれる創業初期のベンチャー企業と大企業とを最短1分で結びつける協業支援サービスを来年5月に始めると発表した。

 過去7年間にわたって開いてきた起業家による事業プラン説明会「モーニングピッチ」などを通じて蓄積したベンチャー企業の事業概要や技術成果と、大企業の新規事業プロジェクトとを人工知能(AI)を活用して瞬時に照合する。

 ベンチャー企業が大企業との協業を考える場合、大企業による事業支援プログラムへの参加が一般的。だがそこで選ばれても、具体的な商談に時間がかかるケースも多く、スピード重視のベンチャー企業の価値観とあわないことも多い。

 このサービスを使えば、大企業の担当者から具体的な協業案が直接、ベンチャー企業経営者に届くため、ベンチャー企業にとっては開発中の技術やサービスの早期の商品化や実用化、販路拡大などに役立ちそうだ。

 月額利用料は大企業が30万円(税別)から。ベンチャー企業は無料。将来的には弁護士や税理士などのいわゆる士業者、投資家、メディアなどとのマッチング(出会い)機能の強化、さらにはアジア各国での展開も進める。

 DTVSの斎藤祐馬社長は同日、東京都内での記者会見で「このサービスを通じて、世界で活躍するベンチャー企業を日本から輩出したい」と語った。

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