「Facebook」突如の社名変更ウラに内部告発の影響!?

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 米Facebookのマーク・ザッカーバーグ最高責任者(CEO)は、10月28日におこなったオンラインカンファレンス「Connect 2021」の中で、社名を「Meta」に変更すると発表した。1週間ほど前から噂はあったが、事前情報なしでの社名変更発表には、やはり同社を揺るがす内部告発の影響が大きいとの見方が強い。

 ザッカーバーグCEOはカンファレンスの中で、「きょうから我が社は、メタです。我々の使命はこれまでと同様、人と人とを結び付けることです」と発表。同社はFacebookやInstagramなどのSNS事業以外にも「メタバース」と呼ばれる仮想空間の構築などへ事業が広がっていることに対し、「当社の事業のすべてを包含する社名が必要になった」と社名変更の意図を説明した。

「同社は今年だけでも約100億ドル(約1兆1400億円)をメタバース構築のために投資すると発表するなど、今後はメタバース事業に軸足を置いていくことは明らかですが、これまで多くの人に親しまれたFacebookの社名をわざわざ変える必要があるのか。やはり、今回の社名変更には『子供に悪影響と知りながら利益を優先してアプリを開発していた』と元社員の女性から内部告発されたことが大きいのではないでしょうか。この告発について、日本ではあまり話題となっていませんが、アメリカでは同社への規制を求める声が非常に高まっているのです」(ネットライター)

 旧Facebook社が10月25日に発表した2021年第3四半期(7〜9月)の決算は純利益は90億ドル(約1兆250億円)と同期としては過去最高を記録した。その一方で同社の収入の大半を占める広告収入の伸び率は鈍化している。

「ザッカーバーグCEOも『逆風を受けている』と語っているように、もしこのまま内部告発問題が長期化するようなら、さらなる広告減の状況を生み出しかねません。そのため今回は、批判の沈静化の意図を含んだ社名変更ではないかと囁かれているんです」(同前)

 米IT大手のGoogle、Apple、Facebook、Amazonの頭文字を取ってGAFAと呼んでいたが、FacebookがMetaに代わったことで、呼び方はGAMAになってしまうのだろうか?

(小林洋三)

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