スキマ時間にできるオイシイ副業術(5)工夫次第で本業にもなる「観光案内」

観光ガイド

 観光客相手に地元地域を案内する「観光案内」の副業を紹介したい。

 これまで観光協会や旅行会社などと契約していなければ携われなかったガイドの仕事だが、ガイドと観光客のマッチングサービスを活用することで簡単に開業できるようになった。

 日本人相手のガイドだけでなく、激増する訪日外国人観光客も顧客として見込むことができ、このところ“儲かる副業”と紹介される機会が増えた「観光案内」。その登録はいたって簡単。仲介サービス大手の「ルートトリップ」の場合、最初に専用のスマホアプリをダウンロードし、名前やメールアドレス、生年月日などを入力。さらに「ガイド登録」のコーナーから日本を選択すると「都道府県」「詳細な地域」のリストが表示され、「ガイド可能な内容」の登録画面に移行する。そこで「歴史」「食事」「買い物」「スポーツ」「お酒」など、みずからの得意ジャンルについて複数の項目をチェックし、ガイド登録は完了となる。

 次いで「ガイド料金」の設定。初期段階では1時間あたり10ドル(約1100円)に設定されているが、個別に変更が可能だ。また同サービスでは、観光客からの評価を反映する「ガイドランク」の仕組みを採用しており、最高ランクの“プラチナ”の称号を得ると1時間のガイド料金を最大40ドル(約4400円)にまで引き上げることが可能だ。

 はたして、観光案内で儲けるコツとは――。

「正直、いい商売だと思いますよ」と語るのは、複数の観光案内マッチングサービスを活用している40代の飲食店経営者だ。

「みずからが経営する都内の居酒屋に観光客を誘導することを“本当の目的”として、下町の観光案内を始めたんです。今では純粋にガイドの仕事だけで月20万円ぐらい儲かるようになりました」

 と、意外な高収入について語ったうえで、

「私自身、まったく外国語が話せないにもかかわらず、顧客の8割が外国人観光客でも問題ない。外国人を案内するために“欠かせないツール”があって、家電量販店で買った『自動翻訳機』がとにかく便利です。インターネット接続不要のタイプで、この機械を使うことで相手とのコミュニケーションが簡単にできる。ガイドで儲けようと思ったら必須のツールですね」

 加えて、

「一度案内した外国人観光客とフェイスブックでつながって、私の観光案内の宣伝をシェアしてもらうことで、彼らの友達も顧客にすることができています」(前出・飲食店経営者)

 工夫しだいで“本業化”することもできそうだ。

(もとおり・ひろゆき)

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