元手タダ“家ゴミ→お宝化”計画(6)トイレットペーパーの芯

元手タダ

「メルカリ、スゴくね?」

 そりゃそうだ、フリマアプリを手がけて6年足らずなのに株式上場で時価総額4800億円の会社なんだから‥‥。通勤電車で目前に座る見知らぬ女子の会話に心の中で相槌を打つと、

「トイレットペーパーの芯まで売れるんだって」

 と聞き捨てならないセリフ。さっそくメルカリに入会して検索してみると、確かにトイレットペーパー芯が工作材料として売買されている! そんなわけで、編集部総動員、3日後には芯50本が集まった。出品前に「魅力が伝わる写真」を撮れというが、芯の魅力を伝えるのは難問だ。とりあえずタワー状に積んでみる。これがメーカーごとに大きさが違って、意外と大変。

 なんとか写真に収めて、次は値段だ。芯を出品するライバルを見ると、おおむね1000円以上の値をつけると売れ残っている。市場動向を把握しつつも、ゴミに金を払う奇特な人がそうそういるわけがない。そこで、メルカリ最低価格300円で出品することに。

 それから6時間後、奇特な人が現れた。あとはメルカリに指示された方法で商品を発送。売り上げ300円からメルカリが手数料10%を差し引き、270円の収入を得たはずだった。

 だが、送料込みのほうが売れる確率が高いという案内に従ったがために、売り上げから送料が引かれて、なんと430円の赤字。メルカリ上級者を自称する編集部員は、「初心者をからかったのかも‥‥」だと。もっと早く教えてくれよ!

関連記事(外部サイト)