元手タダ“家ゴミ→お宝化”計画(8)卵の殻もカメ用に売れる?

卵

 グウタラを地で行く記者Iは最近、職場でやたらとゆで卵を食べている。その理由を聞くと、

 「えっ知らないんですか? 殻が売れるのを‥‥」

 こちらが時流に乗り遅れているかのような物言いもそうだが、その得意げな表情がよりムカつく。だが、ここは我慢して、Iの熱弁を聞こうじゃないか。

「中身のタンパク質は自分の栄養にして、殻のカルシウムはカメが欲しているんです。飼い主が殻を買ってくれるという寸法ですよ」

 フリマアプリ「メルカリ」を見ると、確かにリクガメのカルシウム補給用として卵の殻が取り引きされている。でも、本当にリクガメに必要なのか。埼玉県入間市のカメ専門店「かめぢから」に問い合わせてみた。

「甲羅に覆われているのですから、他の動物よりもカルシウムを多く摂取しなくてはなりません。当店では、リクガメを飼育する方には、エサとしてカルシウム含有量の多い小松菜や青梗菜、もしくは野草のオオバコやタンポポの葉を与えることをオススメしています。こうした大地のミネラルを吸収したエサを与えられないという方の中に、粉末状にした卵の殻をカルシウム剤として与える人もいます」(店主)

 カメ専用のカルシウムサプリも販売されており、卵の殻にも需要はあるようだ。が、メルカリで売れたケースを見ると、500g単位程度での売買。卵約100個分に相当する。小食のデブを自認するIが殻を売る日は、まだ先になりそうだ。

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