元手タダ“家ゴミ→お宝化”計画(47)段ボールで自作する財布が人気!

タ?ンホ?ール

 ゴミに価値を見いだすのはマニアだけではない。エコに熱心な人も同じだ。リサイクルやリユースでは収まらず、近年は「アップサイクル」が注目されている。これは廃棄物を素材にして特徴を生かしたまま、付加価値をプラスして、新たな製品にすることらしい。

 その最たる例が段ボール財布だ。モノ雑誌の編集者はこう解説する。

「段ボール財布はアーティストの島津冬樹氏が提唱するアップサイクル商品です。昨年、段ボールを集めて世界中を旅する姿を収めたドキュメンタリー映画や著作で話題を呼びました。カード入れや小銭入れまできちんとあって、しかも丈夫だと評判がよく、島津氏はサイトで販売。ただ、1個2万円前後と高かったことから、製法をまねた人が自作の段ボール財布をフリマサイト『メルカリ』で販売し始めたところ、飛ぶように売れているのです」

 この頁で段ボールが売れることは伝えたが、それよりも割がいい。メルカリをのぞいてみると、1個1500〜3000円と値段に幅はあるが、売れ行きは良好。中には受注生産を請ける猛者までいる。ただ、どれも段ボールに印刷された商品ロゴを上手にデザインとして利用したオシャレな財布に仕上がっている。自作するには器用さだけでなく、センスも必要なのは明白だ。前出・モノ雑誌の編集者が言う。

「商品ロゴは商標登録されており、荒稼ぎすると、怒られる可能性はあります」

 何事もホドホドが肝心なようだ。

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