ベトジェットエアが成田-ホーチミン間など片道100円で発売 過去にはビキニショーも

記事まとめ

  • ベトナムのLCC「ベトジェットエア」が成田―ホーチミン間などを片道100円で発売
  • ベトジェットエアは過去に客室乗務員が機内でビキニ姿になるショーで物議を醸した
  • 100円航空券用の座席は最低でも機材の3分の1は確保しているのではという分析も

LCC価格破壊もここまで来た! 「100円」ベトナム行き航空券

 これは価格破壊に違いない。LCC(格安航空会社)の登場で数年前には考えられないほどの値段で海外旅行ができる世の中になった。が、ついに、たった100円でベトナム行き航空券が発売されたのだ。

 5月18日から片道100円の航空券を売り出したのは、ベトナムのLCC「ベトジェットエア」。「おはようサタデー!」と銘打ったキャンペーンで、毎週土曜日限定で発売され、成田―ホーチミン間など4路線を対象にしている。

「航空券の代金とは別に燃油サーチャージと空港使用料はかかりますが、史上最安値だと思います」

 こう驚くのは、航空会社に勤務経験のある航空ジャーナリストだ。

「ベトナムにはナショナルフラッグのベトナム航空があり、2007年設立のベトジェットの知名度は極めて低い。過去には知名度アップのために客室乗務員が機内でビキニ姿になり、“ファッションショー”をして物議を醸したこともあります。ちなみに、その時はベトナム政府当局へ事前に申請を出しておらず、日本円で7万5千円の罰金を科せられました」

 他の航空会社が取り扱う成田―ホーチミン間のチケット代は“格安”でも1万〜3万円台。100円では大赤字が目に見えているからといって、よもや10人も買えないなんてことはなかろう。ベトジェットに販売座席数を聞くと、

「チケットはランダムに振り分けるため、(販売する)席数はお答えしかねます」

 と、つれない返答。代わって、他のLCC社員がカラクリを明かす。

「大赤字は間違いなく、これは広告宣伝費と考えるわけです。100円航空券のインパクトは大きく、効果も十分あるので安いものではないでしょうか」

 座席数をオープンにしない理由については、

「正規券の売れ行き次第で、爆安航空券の販売数を変えるのでオープンにしないのだと思います。ベトジェットの運航機材は180〜230席あるので、100円航空券用の座席は最低でもその3分の1は確保しているはずです」(同)

 史上最安値の航空券は、12月31日まで販売される予定だという。

「週刊新潮」2019年5月30日号 掲載

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