特別教育怠った家電量販店送検 鶴見労基署【2022年上半期 よく読まれた記事】

特別教育怠った家電量販店送検 鶴見労基署【2022年上半期 よく読まれた記事】

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労働新聞社Webサイトに2022年に掲載した記事で、2022年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。

2022年1月28日掲載【労働新聞】

 神奈川・鶴見労働基準監督署(塚田和男署長)は、特別教育を修了していない労働者にフォークリフトを運転させたとして、家電製品などを販売する㈱ノジマ(神奈川県相模原市)と同社商品センターグループ次長を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の疑いで横浜地検に書類送検した。昨年2月に、フォークリフトを運転中の労働者が左足膝下を切断する労働災害が発生している。

 災害は、横浜市鶴見区大黒町の物流施設内にある同社商品センターで発生した。被災した労働者は、最大荷重0.9トンのフォークリフトで、施設の2階から1階へ通じる傾斜路を下っていたところ、車体が横転して左足が下敷きになった。

 同労基署によると、被災者は数カ月前に別の部署からの応援で配属。同次長らは、最大荷重1トン未満のフォークリフトの運転に必要な特別教育を実施しなかった疑い。

【令和4年1月18日送検】

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