フジ 新中計始動 イオンタウンに今秋出店もPBは当面「スタイルワン」継続

フジ 新中計始動 イオンタウンに今秋出店もPBは当面「スタイルワン」継続

山口普社長(フジ)

フジは12日、決算会見時に21年始動の新中期3か年計画を発表した。山口普社長は「スーパーマーケット(SM)事業をあらためてドメイン事業に位置付けた。中計の柱はSMの強さ作り」と話し、その強さを支える物流やプロセスセンター(PC)などのインフラを構築し、現在のSM事業120店舗を、150店舗体制も見据えていく。また、イオングループとの協業では今秋愛媛県に開設するイオンタウン内に出店する。PBは当面トップバリュではなく、既存のスタイルワン(SO)と独自PBを継続する考えを示した。

新中計の基本戦略は4項目で

@SM事業の成長と拡大
A既存事業再構築
BESG経営推進

を掲げた。

新設店はフジ単体で7店舗(M&A含まず)を計画しており、愛媛県、広島県が重点地区。今期はうち3店舗を出店する。既存事業再構築では「(カテゴリーの)需要減は縮め、需要増は新たなものを加えて広げる」(山口社長)として衣料・住関を中心に従来の商品構成を刷新していく。

インフラ整備では、中計期間内に中国地区初のPCを精肉中心に新設する。四国地区では、近年増築や新設を行い、19年に精肉第二PC新設、鮮魚PC新設、惣菜子会社フジデリカ・クオリティの本社工場増築、20年に青果仲卸業子会社フジ・アグリフーズの本社流通センター建て替えなど、一定のPC機能整備が完了していた。

一方、イオンとの協業では、これまでATMや共同購入など「外部から見えにくいことを積み重ねてきた」(同)が、今秋イオンタウン内に出店する。

PBに関しては、現在扱っているSOが20年度は前期比6〜7%増加し固定客もついていること、またMV西日本がマルナカを吸収したことで、「われわれもトップバリュになると、地域のお客さまの選ぶ楽しさや選択肢が減る」(同)ことを懸念し、今後もSOと独自PBを販売し、PB販売額は現在の約95億円(内、独自PB48億円)を、今期は10%増の105億円を目指す。

フジ 新中計始動 イオンタウンに今秋出店もPBは当面「スタイルワン」継続は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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