1杯で食後の血糖値上昇をゆるやかに  コーヒー由来クロロゲン酸類含有「UCC珈琲生活 水出しアイスコーヒー」

コーヒー由来クロロゲン酸類には食後の血糖値上昇をゆるやかにする効果が報告されている。

アイスコーヒー需要が高まる春夏に向けて、UCC上島珈琲は1杯分(200?)でその効果が期待できる「」(4袋)を売り出している。想定参考売価は税別600円。

同商品1杯分には118rのコーヒー由来クロロゲン酸類が含まれ、この成分を食事と合わせて1日1杯分飲むことで食後の血糖値上昇をゆるやかにすることが期待される。

原材料がコーヒー豆のみの100%レギュラーコーヒーで日本初となる機能性表示食品となり、UCC独自の焙煎とブレンドの技術を駆使して開発された。

通常、コーヒー由来クロロゲン酸類は、焙煎度が深くなるにつれてクロロゲン酸類の含有量は低くなる傾向にある。「浅煎りで118rのクロロゲン酸類を安定的に残すには、かなり浅煎りの設計になり香り成分が少なくなってしまう。加えて、クロロゲン酸類特有の渋味が残り、おいしさの面で課題が残る」とR&D本部製品開発部嗜好品設計チームの杉山結樹子氏は説明する。

杉山結樹子氏(UCC上島珈琲)
杉山結樹子氏(UCC上島珈琲)

この困難とされるクロロゲン酸類とおいしさの両立を、前述の独自技術で50回以上の試作を重ねて実現。「クロロゲン酸類をキープしつつ、おいしい味覚に進化することができた」と胸を張る。

マーケティング展開について、豊田友希マーケティング本部嗜好品マーケティング部主任は「コロナ禍でますます身近な食品に対して健康への期待値が高まっている。その中でレギュラーコーヒーという普段の生活に非常に密接しているところから機能性表示食品を出していくことに重要性がある」との見方を示す。

今回、バッグタイプの水出しコーヒー(アイスレギュラーコーヒー)市場の拡大を受けて商品を開発した。

UCCの調べによると、同市場は3-8月の春夏シーズン、16年から継続して伸長傾向にある。20年3-8月の推計販売金額は、前年比で30%程度伸長し約9億円と推定される。

豊田友希主任(UCC上島珈琲)
豊田友希主任(UCC上島珈琲)

同市場は今シーズンも拡大が予想されることから、5〜7月にかけて「UCCゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲」(4袋)、「おいしいカフェインレスコーヒー 水出しアイスコーヒー」(4袋)、「UCCゴールドスペシャル アイスコーヒー」(320g袋)の既存アイテムに今回の新商品「珈琲生活 コーヒーバッグ 水出しアイスコーヒー」を加えた商品横断型のアイスコーヒーキャンペーンを予定している。

今後は水出し以外の形態の展開も検討・開発中という。

成田優作R&D本部製品開発部嗜好品設計チームチームマネージャーは「今後もコーヒーのおいしさを追求していくとともに、コーヒーが持つ健康への効果についても研究開発を進めていく。現在進行形で研究開発が進んでいる部分もあり、第2、第3弾をまた報告させていただきたい」と意欲をのぞかせる。

1杯で食後の血糖値上昇をゆるやかに  コーヒー由来クロロゲン酸類含有「UCC珈琲生活 水出しアイスコーヒー」は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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