キリンビール「豊潤〈496〉」好調 缶でクラフト拡大へ

キリンビール「豊潤〈496〉」好調 缶でクラフト拡大へ

キリンビール「豊潤〈496〉」好調 缶でクラフト拡大への画像

キリンビールが3月に発売したクラフトビールの缶商品「SPRING VALLEY(スプリングバレー)豊潤〈496〉」の事前受注が当初計画より好調で、3月の製造数量は計画比約3割増産した。

同社は11年からクラフトビール事業の構想を練り、14年から本格展開を開始。15年にはクラフトブルワリー「スプリングバレーブルワリー」を開業し、今年1月末までで延べ150万人以上が来場している。1台で4種のビールが提供可能な小型の業務用ディスペンサー「タップマルシェ」も17年に首都圏で展開、18年からは全国展開を始めており、若年層のビールファン獲得に貢献しているという。

クラフトビールの定義は難しいが、同社では「おいしさにこだわった造り手の感性と創造性が楽しめるビール」ととらえ、展開を広げている。

「豊潤〈496〉」は、現行の「496」をベースに開発。コンセプトや味のバランスを維持しつつ、豊潤ながらも後味は綺麗で、飲み飽きない味わいを実現したという。マスターブリュワーの田山智広氏は「『これぞクラフトビール』といえる自信作に仕上がった」と胸を張る。

コロナ禍で一層増えた家飲み需要をにらみ、缶で発売。昨年は在宅時間が増える中、約4割の人が家での食事に以前より金をかけるようになり(同社調べ)、約7割が週末や特別な時には家飲み時間の充実を図り高品質なビール類を選択しているといい、この流れに沿って缶を展開することでクラフトビール市場拡大などを目指している。

飲食店では「タップマルシェ」で、スプリングバレー直営店では業務用樽商品として提供することで、外食市場の魅力化にもつなげたい考えだ。

ブランドアンバサダーには俳優の長谷川博己さんを起用。3月23日から長谷川さんがTVCM出演する「スプリングバレー登場篇」を放映し、4月6日からは長谷川さんと女優の麻生久美子さんが出演するTVCMを投入、麦の量やホップの種類などを訴求する。

キリンビール「豊潤〈496〉」好調 缶でクラフト拡大へは食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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