J-オイルミルズ 植物性チーズブランド「ビオライフ」輸入販売 乳系PBF市場に参入へ

J-オイルミルズ 植物性チーズブランド「ビオライフ」輸入販売 乳系PBF市場に参入へ

大寛専務(J-オイルミルズ)

J-オイルミルズは、植物性素材を原料としたPBFチーズ市場に参入する。家庭用マーガリン「ラーマ」ブランドの業務提携先であるアップフィールド社との間で、PBFチーズ「Violife」(以下、ビオライフ)の日本国内における独占輸入・販売契約を締結した。今秋にも家庭用・業務用で「ビオライフ」のPBFチーズ製品の販売を開始する。

「ビオライフ」は、アップフィールド社の子会社であるギリシャのAriva S.A社が手掛けるプラントベースドチーズ(植物性チーズ代替品)のリーディングブランド。“100% Vegan for all”をコンセプトに、乳やナッツを使用せず、ココナッツオイルをベースとした植物性スライスやシュレッド、ブロック、クリーミータブなど40種類以上の植物性チーズ製品を品揃え。世界50か国以上で販売されている。

世界のPBF市場は健康志向や環境配慮への意識の高まりを背景に、19年度で約1兆円規模に達した。日本国内でもバターやチーズなど乳製品代替のPBF市場は20年度で246億円。年率20%以上の成長率で、今後も市場拡大が期待できるという。

20日の決算説明会で八馬史尚社長は「『ビオライフ』が加わることで成長市場であるPBFの展開を広げ、家庭用・業務用チャネルで新たな収益の柱とする」と語った。

今期からスタートした第六期中期経営計画では、新たなコミュニケーションブランド「JOYL」を策定。あぶら・でんぷん・たんぱくの植物性素材で、サステナブルな未来に貢献し、価値創造の取り組みを加速。新中計の成長ドライバーと位置付けるスペシャリティフード事業では、今年発売55周年を迎える「ラーマ」ブランドのマーガリン、機能性スターチの新ブランド「テクスデザイン」など関連事業とのシナジー効果を創出し、PBFの新たなカテゴリー構築を目指す方針だ。

「ビオライフ」のPBFチーズについて、大寛・専務執行役員スペシャリティフード事業本部長は「世界的に『ビオライフ』の売上げは、この1年で倍増しており、乳由来のリアルチーズとそん色ない味わい、テクスチャーが支持されている。日本の消費者テストでも非常においしいと手応えを得た。(今秋発売に向けて)マーケティング戦略をしっかりと組み立て、流通さまと取り組みを深める」と意気込みを語った。

海外ではPBFやヴィーガンチーズのコーナー化が進んでいるが、日本でも同様の展開を目指して店頭化を進めるとともに、PBFバーガーなど外食・中食シーンで広がりを見せるPBFメニューの提案を強化。油脂や機能性スターチ「テクスデザイン」などの素材を組み合わせた製品開発も進める。

J-オイルミルズ 植物性チーズブランド「ビオライフ」輸入販売 乳系PBF市場に参入へは食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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