品薄の「綾鷹カフェ」も欠品なし 「ここでしか買えない」重視、JR東日本「アキュア」の自販機

JR東日本クロスステーションのウォータービジネスカンパニー(旧JR東日本ウォータービジネス)は、JR東日本の駅ナカという限定された商圏を生かし「アキュア」の自販機では希少性やバラエティーを重視した商品ラインアップに取り組んでいる。

品薄状態で一時的に出荷を停止している「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」(コカ・コーラシステム)も「アキュア」の自販機では自販機向け280?広口PETを一度も欠品することなく販売し続けている。

同社が展開するオリジナル商品となる「アキュアメイド」は、昨年末から一部スーパーでも販売されているが、「ここでしか買えない商品」がラインアップの基本となっている。

「アキュアメイド」商品の中で目下勢いづいているのは2年目の展開となる「From AQUA 天然水ゼリー」で、ヒットした昨年を上回る勢いで好調に推移している。

「From AQUA 天然水ゼリー」(JR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー)
「From AQUA 天然水ゼリー」(JR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー)

取材に応じた後久友一郎執行役員商品部長は「通常、この手の商品は2年目に落ち込むが、5月末にYAHOO!ニュースのトップに取り上げられてから1か月間、スーパーさまを中心に多くのお問い合わせをいただき、駅ソトへの導入も拡大した」と語る。

最需要期に向けてはSNSで企画を予定しており、「天然水ゼリー」のさらなる話題化を図っていく。

既に「7月上旬にゼリーをスムーズに出して飲むための『振り方』について、お客さまの声を反映させながら提案している」という。

「アキュアメイド」商品を代表する「青森りんごシリーズ」も、昨年は話題化に成功した。

昨年10月、JR東日本の首都圏と青森駅・新青森駅・弘前駅にある自販機で、世界一大きいりんごと言われる「世界一」の希少品種だけを使用した「青森りんご 世界一」を300円で数量限定発売したところヒットし、話題沸騰になった。

JR東日本クロスステーションの後久友一郎氏
JR東日本クロスステーションの後久友一郎氏

旅行需要を喚起したい狙いから「青森りんごシリーズ」にとどまらず、商品名に産地を入れた地産飲料にも力を注いでいる。

今年新発売・リニューアル発売した商品では「福島あかつきもも」「信州韃靼そば茶」「東北六県茶」などが有力商品に挙がる。

「産地を細かく絞り込むと原料の確保が難しくなるが、地産飲料には一般的な工業製品に飽きたニーズに対応し徐々に手応えを得ている。今年から全国発売している『信州韃靼そば茶』も信州産に原料を絞ったことで最初は安定しなかったが、作付面積を増やしていただいた」と語る。

品薄の「綾鷹カフェ」も欠品なし 「ここでしか買えない」重視、JR東日本「アキュア」の自販機は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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