即席麺業界重大ニュース カップ麺誕生50周年 前期の反動表れるも高水準維持

即席麺業界重大ニュース カップ麺誕生50周年 前期の反動表れるも高水準維持

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専門紙8社で組織する即席ラーメン記者会は「2021年即席麺重大ニュース」を選定した。2021年の即席麺業界は、新型コロナ特需などにより総需要過去最高となった2020年の裏年となったため、総需要こそ前年を下回る見通しだが、カップ麺誕生50周年ということもあり、各社ともタテ型を中心にカップ麺が活況を呈するなど盛り上がりを見せた。前期特需の反動で落ち込んだ袋麺も、メーカー各社によるSNSなどでのアレンジレシピ提案の深耕により、19年を上回る水準を維持するなど健闘した。

一方、2021年は、主原料の小麦粉や油脂、包材、物流、エネルギーなど諸コストが大幅に上昇。メーカーの努力だけでコストを吸収することができる段階は超えている。

他業界を見ても、パンに続き、チルド麺、冷凍麺などの値上げが発表されており、今後の即席麺業界の対応が注目される状況だ。

今年、業界全体のトピックとして注目されたのが「2030年までに10%減塩目標を設定」(日本即席食品工業協会)。健康志向が高まるなか、特に減塩に対する社会的関心は高い。各社から減塩商品が発売されているほか、容器による減塩誘導の取り組みなども進んでいるが、「業界全体で10%減塩していこうという目標の合意が得られた」(同)ことは大きな一歩となった。

2021年即席麺業界重大ニュースは次の通り。

▽カップ麺誕生50周年、各社タテ型中心に活況
▽21年即席麺総需要、反動減出るも高水準
▽2030年までに10%減塩目標を設定(協会)
▽小麦粉・油脂・包材・物流など諸コスト大幅上昇、値上げ機運高まる
▽袋麺は19年超える水準、アレンジレシピなど深耕
▽各社主要ブランド、周年記念施策で活性化
▽医療・福祉・教育施設に即席麺20万食無償支援(協会)
▽袋麺・カップ麺とも激辛商品、ご当地商品の販売好調
▽コロナ対応の日本赤十字社に寄付し厚生労働大臣感謝状(協会)
▽村岡寛理事長が旭日小綬章、井田純一郎元理事長が藍綬褒章を受章
▽世界総需要1千165億食(20年)、2年連続で過去最高更新

即席麺業界重大ニュース カップ麺誕生50周年 前期の反動表れるも高水準維持は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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