ビール好きな男性に危険信号 生活習慣病リスク高める飲酒量とは?大塚製薬が啓発

ビール好きな男性に危険信号 生活習慣病リスク高める飲酒量とは?大塚製薬が啓発

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コロナ禍の外出自粛で家庭での飲酒機会が増えるなどアルコールとの付き合い方に変化が生じている中、大塚製薬は9日、国立病院機構・久里浜医療センターの樋口進院長を講師に招き、アルコール関連問題啓発プレスセミナーを開催した。

厚労省のガイドラインによると、節度ある適度な飲酒量は1日当たりの純アルコール20g程度と定めている。

ガイドラインと関連して生活習慣病のリスクを高める飲酒量について樋口院長は「男性1日40g以上、女性1日20g以上のアルコール量となる。男性の場合はビール中瓶2本以上、日本酒2合以上がこれに相当する」と説明した。

アルコール依存症は、大量の酒を長期にわたって飲み続けることで飲み方のコントロールができなくなったり、禁断症状が見られるといった精神疾患の一つ。自覚されにくいことから適切な相談や治療につながりにくく、問題となっている。

この自覚されにくい問題に対して、樋口院長は「新アルコール・薬物使用障害の診断治療ガイドラインに基づいたアルコール依存症の診断治療の手引き」にある6項目からなる「アルコール依存症の診断:ICD-10」の活用を勧める。

「(1)飲みたいという強い欲望(2)飲酒のコントロールができない(3)手が震えるといった禁断症状(4)少々のお酒では酔えなくなるといった強まる耐性(5)飲酒による生活の乱れ(6)医師から飲酒を止められているのに飲んでしまう――といった内容の6項目のうち3項目を満たす場合に依存症と診断する」と説明する。

飲酒によるリスクやアルコール依存症に関する情報を提供するサイト「減酒.jp」も紹介。同サイトでは、WHO(世界保健機関)の調査研究により作成されたアルコール関連問題の簡易的なスクリーニングテストAUDIT(The Alcohol Use Disorders Identification Test)が利用できるようになっている。

経産省は、令和2年度健康経営度調査に飲酒習慣に関する項目「飲酒習慣の改善やアルコール依存症に対する具体的な支援」を追加。これに先立ち大塚製薬は、昨年から社員向けに適度な飲酒をテーマにした啓発活動を開始。今後は「社内に留まらず広くアルコール関連問題に対する教育・支援を行っていく」(大塚製薬)。

また大塚製薬は47都道府県と締結した連携協定に基づきアルコール関連問題啓発ポスターの制作・配布に協力している。

【参考】「減酒.jp」
https://gen-shu.jp/

ビール好きな男性に危険信号 生活習慣病リスク高める飲酒量とは?大塚製薬が啓発は食品新聞(食品新聞社)で公開された投稿です。

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