ニップン、東福製粉を吸収合併 製粉能力、九州シェア3割超に

ニップンは18日、4月1日付で子会社の東福製粉を吸収合併することを決めた。製粉業界を取り巻く厳しい環境下で迅速な事業戦略の策定や、一貫した生産体制と効率化による競争力強化が目的。東福製粉は解散し、同社工場はニップン福岡那の津工場となる。

これによりニップンは全国8工場体制に。福岡工場と合わせた臨海部2工場の製粉能力は、九州におけるシェア3割超の規模まで拡大する。

ニップンの前鶴俊哉社長は「九州は国内における小麦の有力産地。原料調達規模の拡大により、九州地区の生産者とのつながりをさらに強化し、より安定的な国産小麦を調達できる。東福製粉では、九州麦を前面に出した小麦粉や全粒粉などに定評がある。ニップンでもこのような特徴を生かした製品を投入していきたい」と意欲を見せた。

ニップン 東福製粉 吸収合併

堀内俊文副社長は「九州の名門と仕事ができることを楽しみにしている。当社の福岡工場は高い生産能力を誇るが、那の津工場が新たに加わることでスケールアップが可能になる。九州地区における小麦の流通の中で生産者とタイアップしながら一気通貫で顧客ニーズに応えていく」と抱負を述べている。

東福製粉は1932年設立の製粉会社。2016年に日本製粉の完全子会社に。福岡県を拠点に小麦粉、ミックス粉などを製造販売。主に地場の需要に対応し、ラーメンやうどんをはじめとした製麺分野に強いことで知られる。従業員25人。20年3月期業績は売上高27億2千900万円、経常利益8千900万円。

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