テレワーク「利用したい」けど... 新社会人の6割「入社後すぐは不安」

2022年4月に入社を控える新社会人の7割が、テレワークの制度があったら「利用したい」と答えるなか、

「入社後すぐのテレワークは不安」
「まずは出社して仕事や会社の雰囲気に慣れたい」
「人間関係が築けないままテレワークをすると、質問や相談もしにくい」

といった声が寄せられていることが、就職情報サービスの学情(東京都千代田区、大阪市北区)の調べでわかった。2022年1月13日の発表。

■2022年入社の新社会人は「リモート対応」に慣れた世代

調査は、コロナ禍で大学の授業や、インターンシップや選考などの就職活動が「オンライン」となり、リモート対応に慣れている世代といえる2022年入社の新社会人が、入社後にオンラインでの取り組みやコミュニケーションをテレワークで実施することを希望しているのかどうかを聞いた。

テレワークの制度があったら「利用したいか」聞いたところ、「利用したい」と答えた新社会人は44.9%にのぼった。「どちらかと言えば利用したい」の31.7%を合わせると、テレワークを「利用したい」と答えた新社会人は7割を超えた。

新社会人からは、

「ある程度自分で仕事を進められるようになったら、テレワークも実施したい」
「通勤時間がなければ、その分疲れにくくなり、集中して仕事に取り組めると思う」
「通勤にかかる時間を、自己研鑽やリフレッシュに充てることができれば、より生産性高く仕事ができると思う」
「大学の授業もオンラインが多かったので、リモートで何かをすることに慣れている」

といった声が寄せられた。

また、入社後にテレワークを実施したい頻度を聞くと、「週1〜2回」が36.9%で最多だ。次いで、「入社後仕事に慣れてから実施したい」の22.0%で、「毎日」は7.3%にとどまった。

ちなみに、20代の転職希望者を対象にした同じ調査では、「毎日」と答えた人が21.7%、「週に3〜4回」が26.1%と、高い頻度でテレワークを実施したい、と答えた人が多かった。「週に1〜2回」の回答は17.2%にとどまっていた。

社会人経験のある20代の転職希望者と比べると、新社会人は少ない頻度でのテレワークを希望していることがわかる。

新社会人からは、

「入社してすぐにテレワークは難しいと思う」
「まずは出社して仕事や会社の雰囲気に慣れたい」
「直接質問したり、先輩の仕事ぶりを見ながら学んだりできる環境のほうが、早く仕事を覚えることができると思う」

などの声が上がっている。

■新社会人「仕事に慣れるまでは出社したい」

この調査では、新社会人が「仕事に慣れるまでは出社したい」という意向がわかる。入社後すぐにテレワークを実施することに「不安がある」「どちらかと言えば不安がある」と答えた新社会人が65.4%にのぼった。

「テレワークだと質問をしにくい」
「仕事に慣れるまでは、一人で業務を進めると、正しくできているのかわからないと思う」

などの声が寄せられ、入社後すぐにテレワークをすることに不安を感じる新社会人は少なくないようだ。

さらに、入社後すぐのテレワークで不安を感じること(複数回答)は、「仕事の進め方の習得」が84.0%で最多。次いで、「先輩や上司などの社内の人間関係」の76.9%、「仕事で必要なスキルの習得」の74.6%と続いた。「同期とのつながり」と答えた人は54.0%、「ビジネスマナーの習得」も52.2%と半数を超えた。=下記のグラフ参照。

入社後すぐのテレワークで不安に感じることは......

なお、調査は「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」の会員を対象に、2021年11月29日〜12月3日に実施。有効回答数は410人。

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