オトナのたしなみ!初対面でも話せる雑談テクニック

オトナのたしなみ!初対面でも話せる雑談テクニック

天気の話題は難しい?初対面の人とも話が盛り上がる方法とは?尋問にならない質問の仕方は?など、いまどきのオトナの雑談への疑問を解消します!

会社の先輩と二人きりになってしまった。取引先の人と仕事の話をする前に、場を和ませたい……etc. 「雑談上手だったら」と思うシーンは意外と多いもの。雑談にはこれといったルールがなく自由度が高いため、逆に「どう話したらいいのだろう?」と迷う人も多いのでは?話ベタな人にでも出来る、雑談のテクニックについて考えてみましょう。


■季節・天気の話題は難しい!?
雑談の王道ともいえば天気の話題。「夏らしくなってきましたね」「最近、雨が続きますね」皆さんもこんな話題をきっかけに雑談を始めたことがあるのでは?

相手や場所を選ばない天気の話題は、非常に便利な話しかけツールといえます。多少ずれたことを言ってしまった場合でも、相手が本当は同意していなくても、ほとんどの場合に肯定の相槌を打ってもらえる安全な雑談ネタといえるでしょう。

例)天気の話題は肯定の相槌をもらいやすい
「最近は雨が多いですね」
「そうですね。(・・・そんなに多いとは思わないけど)」

一見、万能な天気の話題ですが、実際にやってみると「なんと答えていいかわからない」「問いかけに返事はしたけれど、そこで会話が終わってしまった」など、難しさを感じる人もいます。

例)天気の話題は相槌に困る場合もある
「今日も暑いですよね。いつになったら涼しくなるんですかね」
「・・・・。(なんて答えればいいんだろう?)ホントですよね。」

例)天気の話題は返事だけだと途切れることもある
「いよいよ夏本番ですね」
「そうですね。(相槌はうったけど、何か他に話したほうがいいのかな?・・・でも、何を話せばいいだろう?)」

天気系の雑談の場合、相槌に選ぶ言葉が曖昧ですし、会話を広げていかないといきなり話題が途切れることも。相手が話した単語から連想ゲームのように新たな話題に繋げればよいのですが、この部分を難しく感じるようです。

例)天気の話題は連想ゲームのように広げる
「毎日暑いですね。」
「(暑いといえば・・・。そうだ、ビール!)暑いぶんビールが美味しくなると思っているので、あまり苦にならないんですよ。○○さんは、お酒は飲みますか?」

会話をしながら話題の広げ方を探す。瞬時に考えているので、時にはあまり話題にしないほうがいいことも口にしてしまうということもあるでしょう。

例)その場で連想していくので地雷を踏むこともある
「毎日暑いですね。」
「(えーと、暑いといえばクーラー!)僕はクーラーをガンガンにかけるんですが、嫁が寒がりですぐに切っちゃうんですよ。暑くて、夜も眠れませんよ。(・・・あっ、○○さんは離婚して奥さんがいないんだった!)」

季節や天気の話題だけで雑談を続けるには「慣れ」が必要。初心者は無理をせずに、雑談を始めるためのきっかけ会話と割り切って、さっさと話しやすい話題にスライドさせてしまいましょう。


■天気の話なんてワザとらしくてイヤ!という人は・・・
雑談をはじめる時の導入部分として、天気の話題は便利です。しかし、天気の話をすることに一抹のわざとらしさを感じるという人もいるのでは?そんな人にお勧めなのが「見たままを口にする」という方法です。

例)「うわー、すごい行列。」「キレイなイルミネーションですね。」

目に入ってきたものを口にするだけなので簡単ですし、当然一緒にいる人も目にしているので、相槌や感想などのリアクションをしてもらいやすいというメリットがあります。万が一相手が返事に困った、スルーされた…というようなことがあっても、適当な感想を続けることで独り言のように装うこともできます!これならシャイな人でも実践できそうです。


■話が弾む鉄板ワザ!共通項を探せ
同じスポーツが好き・出身地が同じ・仕事を聞いたら同じ業界だった…など、初めての相手と話す時でも、お互いに共通項を見つけると、雑談がしやすくなります。共通点のある相手には親近感を持ちやすく、初対面でも打ち解けやすいというメリットがあります。

特に趣味などの「好きなもの」が一緒の場合、話が盛り上がりやすくなります。相手の興味関心や共通認識がわかれば、話題を見つけるのも、質問をするのも無理がありません。好きな話題であれば、あれこれ考えなくとも雑談を楽しめることでしょう。

特に仲良くなりたい相手の場合、ぜひ見つけておきたい共通点。どのようにしたら見つけることができるのか、その3つのコツをご紹介します。


■共通点をみつける3つのコツ
話が弾むための共通点を見つけるコツは以下のとおりです。

1. 情報開示をしながら相手に心を開いてもらう

共通点を見つけるには質問が欠かせません。
しかし、質問ばかりしていると、尋問のようになってしまいます。自然な流れで質問をし、相手のガードを下げてもらうためには、まずは自分が情報開示をするのがよいでしょう。

例)先に情報開示をして質問する
「私は○○出身なのですが、ご出身はどちらですか?」

自分が先に情報を開示することで、相手も尋問のようには感じなくなりますし、話もしやすくなります。

2. ピンポイントではなく大きめな質問をする

質問の目的は正確な情報を知ることではありません。共通点が増えるよう、ピンポイントな質問よりも大きめの質問をするようにしましょう。

例)質問は大きめのほうが共通点が見つかりやすい
△「私は大阪出身なのですが、ご出身はどちらですか?」
○「私は関西出身なのですが、ご出身はどちらですか?」

△「私は○○(映画のタイトル)が好きなのですが、好きな映画はなんですか?」
○「私はアクション映画が好きなのですが、どんなジャンルの映画がお好きですか?」  

3. 誰でも興味を持つジャンルから探す

美味しいものが好き、旅行が好き、健康に気を遣っている・・・など、大多数の人にあてはまるような話題なら、さらに共通点が見つかりやすくなります。ニッチな共通点ほどは盛り上がらなくても、話をするうちに行った場所が同じだったなど、新たな共通点がみつかることも少なくありません。


■リアクションと質問で会話を促す
天気や見たままの導入系の話題、共通点を探すための質問のやりとり、その後に盛り上がった話題を広げる。これらすべてのステップで重要なのが「リアクション」と「質問」です。話を聞いている時に、相槌を入れる、驚いてみせる、笑うなどのリアクションをいれると相手は話を続けやすくなります。「あなたの話に興味がありますよ」という事が伝わる「質問」も適時いれていくとよいでしょう。

例)
「昨日は子供と家で料理を作ったんですよ」
「へー、普段から料理はするのですか?」
「いえ、実は最近料理教室に通いはじめまして」

どんなリアクションをしていいかわからない時は、マジックワードである「そうなんですね」を使ってみてください。この相槌は、相手がポジティブな話題について話している時でも、ネガティブな話題について話している時でも使えるので、非常に便利です。


■尋問にならない「柔らかい質問」を
質問は話題を広げる優秀なツールです。しかし、あまり質問ばかりしていると尋問のようになってしまうこともあります。失礼にならず、相手が答えたくない部分はぼかして答えられる、柔らかい質問法を覚えておきましょう。

例)
いつ→いつ頃、いつ頃から
どこで→どのあたり

質問というと「5W1H」を思い浮かべる方も多いと思いますが、話を盛り上げるつもりが地雷を踏むような事態になっては、もったいないもの。オトナの雑談では細かい質問は不要です。例えば、「誰と」という質問もよろしくない場合があるので避けた方が無難でしょう。

雑談は人との距離を縮めてくれますし、営業や交渉にも良い影響を与える素晴らしいツールです。シャイなあなたも、ぜひこの機会に見直してみてください!
(文:藤田 尚弓)

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