「投資哲学のすべては父から学んだ」村上世彰の『生涯投資家』がコミックに

「投資哲学のすべては父から学んだ」村上世彰の『生涯投資家』がコミックに

©文藝春秋

「村上ファンド」を率いて、平成の日本市場に旋風を巻き起こした村上世彰(むらかみ・よしあき)さん。その波瀾万丈の半生と投資理念のすべてを綴ったベストセラー『 生涯投資家 』がコミック化されました。

■幼い頃からお金と向き合うことの大切さを伝えるため

 東京スタイル、阪神電鉄、ニッポン放送への巨額投資で株式市場を席巻し、「物言う株主」と呼ばれた村上さん。2006年、ニッポン放送株をめぐるインサイダー容疑で逮捕された後、表舞台から一切姿を消しました。

 約10年の沈黙の後、シンガポール在住の投資家として株取引の世界に復帰します。そして、幼い頃からお金と向き合うことの大切さを伝えるため、全国の学校で「お金の授業」を始めました──。

 小さい頃からお金が大好きで、預金通帳の数字が増えるのを見るのが楽しみだった村上さん。彼が尊敬するお金の先生は、投資家である父でした。

■父からもらった100万円のお小遣いを元手に……

 ある日、お小遣いをせびる村上さんに、父は「100万円あげよう」と宣言します。ただし、それには「大学を卒業するまでの分」という条件がついていました。咄嗟に頭の中で計算した村上さんは、「お父さん、それじゃ少ないよ。大学入学までにして」と言い返します。

 機転を利かせて、まんまと100万円を手に入れた村上さん。その金を元手に株を買います。これが村上さんの投資家デビューでした。

 その後、高校生になってますます投資にのめり込んだ村上さん。金の値上がりを見込んで鉱山関係の株を買い、目論見があたって連日のストップ高でしたが……。

 投資先にも同行し、まるで親子鷹のように投資哲学を学んだ村上さん。「僕もお父さんのような投資家になるよ」と宣言する村上さんに対し、父はまったく意外な進路を示したのでした──。

 続きは、〈 「お金儲けして何が悪いんですか」村上世彰が父から学んだ投資哲学──マンガ『生涯投資家』第1話 〉からお読みください。

■僕の日本経済に懸ける想いについて

 マンガ『生涯投資家』は、10月10日より文春オンライン( https://bunshun.jp/ )で連載がスタート。毎月10日に更新されます。

 作画は、『刑務所いたけど何か質問ある?』などホリエモンこと堀江貴文氏の原作漫画で知られる西アズナブルさん( @nishi_aznable )。

「村上ファンドにまつわる騒動を、当時30歳だった自分は別世界の出来事のように見ていたので、『まさか自分がマンガ化することになるとは!』という感じですが、なんとか時代の空気が伝わるように描ければなぁと思います」

 また、コミカライズについて、村上氏はこう期待を寄せています。

「『 生涯投資家 』をマンガとして皆様に読んでいただけることになり、とてもうれしく思っています。読みやすく、そしてわかりやすい内容にしていただいておりますので、株式市場や上場企業のあるべき姿、そして僕の日本経済に懸ける想いについて、より多くの方に知っていただけたら幸せに思います」

(「文藝春秋電子書籍」編集部)

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