求道者のようなベテランミュージシャンを深く味わう ニール・ヤング、ニック・ケイヴ、ジョナサン・リッチマンの新作

求道者のようなベテランミュージシャンを深く味わう ニール・ヤング、ニック・ケイヴ、ジョナサン・リッチマンの新作

求道者のようなベテランミュージシャンを深く味わう ニール・ヤング、ニック・ケイヴ、ジョナサン・リッチマンの新作の画像

 海外でも日本でも音楽シーンでは様々なジャンルで日々進化した新しい感覚の音楽が生まれ活況を呈しています。けれども、そういった新しさや流行だけでなく、ひたすら我が道を行く音楽を作り続けているアーティストたちもいます。

 特に、デビュー時からすでに誰にも似ていない独自のオリジナリティを打ち出し、職人芸的に自らの音楽性を追求、進化させ続ける求道者的なベテランのシンガーソングライター/ロックミュージシャンたちの作品には、何とも言えない味わい深さが感じられます。

 今回は、そういったベテランたちのなかでも、昔から個人的に大好きなミュージシャンたちの最新作を3枚ご紹介したいと思います。

ニール・ヤングの最新作は相変わらずの“凄さ”

 以前、本コラム「キースはいつまでも、どこまでもキースだった! 相変わらず素晴らしいロックレジェンドたち」で、ニール・ヤングの前作「A Letter Home」をご紹介しました。

 1960年代後半のウエストコーストを代表するサイケデリック/フォークロックバンドのバッファロー・スプリングフィールドでの活動に始まり、70年代のシンガーソングライターブームを代表する1人としてのソロ活動、そして90年前後のグランジ/オルタナティブロック・ムーブメントでのオリジネイターとしての再評価など、シンプルなアコースティックギターでの弾き語りから爆音ギターを轟かせるハードでヘヴィーなロックまで、非常に振り幅の広い音楽性を持ったアーティストだといえます。

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