サッカー天皇杯決勝、鹿島と神戸の意外な共通点とは 両クラブの歴史と決勝戦の見どころ

サッカー天皇杯決勝、鹿島と神戸の意外な共通点とは 両クラブの歴史と決勝戦の見どころ

天皇杯準決勝、清水エスパルスとの試合に出場したヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手(2019年12月21日、写真:SportsPressJP/アフロ)

(後藤 健生:サッカージャーナリスト)

 2020年元日に開催されるサッカーの「天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会」決勝戦で鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦することが決まった。

 天皇杯というのは、「第1種」(年齢制限なし)として日本サッカー協会に登録したすべてのサッカーチームが参加できるオープンな大会で、今年度(2019年度)の大会の予選はすでに2018年のうちに始まっており、2019年の春には都道府県代表が決定。その後、決勝大会からはシードされていたJリーグ勢が登場し、半年かけてようやく決勝戦進出の両チームが決まったのだ。

 強豪チームが集まってホーム&アウェーの総当たりで優勝を決めるリーグ戦が各チームの実力を忠実に反映する大会であるのに対して、ノックアウト式トーナメントの天皇杯では「ジャイアントキリング」がしょっちゅう起こる。なにしろ、サッカーというスポーツは番狂わせが起こりやすい競技なのだ。

 実際、今年の大会でも関東大学リーグの法政大学やアマチュアのジャパン・フットボールリーグの「Honda FC」(本田技研工業フットボールクラブ)がJリーグ勢を倒してともにベスト8まで勝ち上がってきた。

桁違いの資金力で補強を続けたヴィッセル神戸

 そんな中で、準決勝を勝ち抜いたのはJ1で3位に入った鹿島と、8位の神戸だった。J1ではやや低迷した鹿島だが、やはり年に1つはタイトルを取りたいところ。なにしろ、鹿島はJ1リーグで8回、天皇杯でも5回優勝している常勝チームなのだ。一方のヴィッセル神戸はまだタイトルを獲得したことがない。

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