フリード/フリード+は、フィットベースなのにセンタータンクじゃない!?

フリード/フリード+は、フィットベースなのにセンタータンクじゃない!?

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■フィットベースながら、センタータンクにあらず

新型フリード/フリード+は、フィットのコンポーネントから生まれた兄弟車です。

しかしながら、共通ユニットのエンジンコンパートメントにも衝突エネルギー増に対応するため補強が入っており、車体全体でも共通部分はほとんどありません。

またフィットの最大の特徴といえば、フロントシート下部にガソリンタンクを配置したセンタータンクレイアウトですが、新型フリード/フリード+では、ガソリンタンクの代わりにハイブリット用IPU(インテリジェントパワーユニット)を設置しています。

一方ガソリンタンクは、超薄型仕立てにして2列目シート下部に配置することで、トータルでのスペース効率を高めています。

■新型フリード+は、リアボディの剛性確保に注力

広大な超低床ラゲッジ空間を実現した新型フリード+では、ボディ剛性の確保が大きな課題となりました。そこでリアフレームの板厚を増すとともにフロア鋼板のグレードを上げることで、新型フリードと同等のボディ剛性を達成しました。

ちなみに2列シートの新型フリード+は、3列シートの新型フリードよりも価格が高いのですネ。

これはとても珍しいパターンですが、超低床ラゲッジを実現するリアボディの強化には、3列目シート以上にコストが掛かっていることが伺えます。

■ハイブリットでは、レアアースレス・モータを新開発

今回新たにホンダは、レアアースを含まない磁石によるモーターの開発に成功しました。レアアースには、高温時の磁力低下を防ぐ効用があり、熱を帯びるハイブリッドのモーターには必要不可欠なものでした。

そこでレアアースの代替策として、磁石の製法や配置、また磁気回路設計等の技術を組み合わせて、課題を解決。こうして世界で初め、てレアアースレスのハイブリットシステムを実用化したのです。

またIPU(インテリジェントパワーユニット)も、カバーの樹脂化や冷却ダクトの見直しにより小型化を実現。その結果、先代の3列目シート下部から、フロントシート下部への移設に成功しました。

さらに4WDでは、プロペラシャフトを通すために、中央の空いた鞍型IPUを開発。これにより、コンパクトミニバン初の4WDを実現したのです。

■第541弾 新型フリード/フリード+のすべて (電子版はこちら)

(星崎 俊浩)

フリード/フリード+は、フィットベースなのにセンタータンクじゃない!?(http://clicccar.com/2016/10/14/406081/)

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