日産ゴーン社長が三菱自動車の会長を兼任、益子氏は社長留任で何が起きる?

日産ゴーン社長が三菱自動車の会長を兼任、益子氏は社長留任で何が起きる?

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燃費不正問題の再発防止に向け、組織改正を図った三菱自動車(以降、三菱自)。

性能実験部が提出するデータを検証する立場にある「認証部」を開発本部から独立させ、山下光彦副社長による直轄体制としました。(10月15日〜)

そして同社は10月19日、「業績予想の修正及び特別損失の計上」として、6月22日に発表した平成29年3月期の連結業績予想を下方修正。

その背景として同社があげたのが、新興国市場における市況回復の遅れ、想定を超える円高の進行、市場措置費用追加、水島製作所の減損など。

これにより、連結最終損益(純利益)は当初予想の1,450億円の赤字がさらに950億円拡大、前年度の725億円の黒字から一転して2,400億円の大幅な赤字となるようで、三菱自は月内に日産から34%の出資を受け入れる方向で準備を進めています。

そうしたなか、新聞報道によると、ルノー、日産のトップを兼任するカルロス・ゴーン社長が現会長の益子氏に代わり、会長に就く人事を固めたそうで、12月に開く株主総会後の取締役会で正式に決定する模様。

今後はゴーン会長が経営に関与し、山下光彦副社長とのコンビで三菱自の企業風土改革や日産との協業を進めることになるようです。

日産側は益子氏に三菱自の社長職に留まるよう、要請しているようですが、先に引責退任した相川前社長の後任として山下光彦副社長が日産から事実上の社長として現職に就いていることを考えると、三菱自の組織改革が軌道に乗り次第、益子氏は退任するものと予想されます。

このように日産は業績が悪化している三菱自の再建に向けたプランを着々と実行に移しており、今後は日産色への塗り替えがさらに加速しそうな状況になってきました。

(Avanti Yasunori)

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