カーナビの自車位置精度がセンチ単位になると、どんなコトができるようになる?【人とくるまのテクノロジー展17】

カーナビの自車位置精度がセンチ単位になると、どんなコトができるようになる?【人とくるまのテクノロジー展17】

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カーナビの自車位置精度は年々向上していますが、現在でもビル街や高架下などで位置がずれることがあります。それでも以前とは比べものにならないくらいリルートの速度が早くなりましたからストレスを感じるほどではないはず。

それでも、より高精度な自車位置表示を求める声がありますし、自動運転時代(部分自動運転含む)に備えての精度向上が必要になっています。

内閣府が音頭を取って推進しているのが、日本のJAXAが打ち上げ、今年の2月から内閣府が運用している「準天頂衛星みちびき(初号機)」を使った準天頂衛星システムの利用促進。

準天頂「みちびき」に加えて、2〜4号機を2017年度中に打ち上げ、現行のGPSシステム位置精度をセンチメーター単位まで引き上げる技術を三菱電機が「人とくるまのテクノロジー展」で披露しました。

我々エンドユーザーにとっては、カーナビやスマホの位置の精度が大きく向上するのをはじめ、自動運転などの自動車業界だけでなく農業分野(センチ単位で田植えができるなど)などにも利用できます。ほかにも、高精度な3次元地図などのデータ収集や地図データ作成などにも欠かせず、三菱電機では高精度ロケータによるセンチ単位の高精度即位端末を開発しています。

日本の衛星が4機体制になる2018年からサービスが開始されるそうで、具体的にはこれからでしょうが、ナビやスマホでできることが増えるかもしれません。自動運転に関する技術進化のポイントのひとつにもなりそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

カーナビの自車位置精度がセンチ単位になると、どんなコトができるようになる?【人とくるまのテクノロジー展17】(http://clicccar.com/2017/05/28/476084/)

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