完熟のフォルクスワーゲン・ポロを狙って、女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.11】

自らハンドルを握って、ぶらぶらとドライブするのが趣味という、タレントの「かえ ひろみ」さん。真性クルマ好き女子が、女子力アップのために次の愛車候補をチェック中!

普段はラジオパーソナリティ、ときどきグラビアをやっている、クルマ大好き女子のかえひろみです。

今回はスケジュールの都合で、毎週金曜日に出演しているラジオ日本「ハロー!アイレディオ(午前9時〜11時)」のオンエア終了後、ロケ場所(ヨーロッパの石畳をイメージした街並み)に試乗しながら向かいました。

週末に役立つエンタメ&ドライブ情報が満載なので、みなさんぜひ聞いてくださいね。関東エリアではAMラジオの1422kHzとラジコ、他の地域ではラジコプレミアム(有料)のエリアフリー機能で聞くことができます。

今回の「次のクルマ選び」は初のドイツ車、フォルクスワーゲン・ポロのTSIハイライン。これまでフィアットやルノーなどの「イタフラ系」が続いたので、初心に戻って!? Bセグメントの王者、ポロをチェックします。

現行型がデビューしたのは2009年なので、かなりのロングセラーですが、マイナーチェンジを繰り返しながら商品力をキープし続けています。

大きく変わったのが2014年のマイナーチェンジ。全車にミリ波レーダーが搭載されて、安全性が大幅に向上。エンジンも新設計の1.2L直噴ターボエンジンに変更され、燃費が向上しています。

昨年のマイチェンでは190万円台のエントリーグレード(TSIトレンドライン)が加わって、輸入車ビギナーにもグッと身近な存在になりました。この他のラインアップは装備充実のコンフォートライン、上級グレードのハイライン、SUVテイストのクロスポロ、1.4Lターボエンジンを搭載するブルーGT、ハイパフォーマンスのGTIと、それぞれのキャラクターを際立たせています。

試乗車のTSIハイラインは「中の上」というポジション。マイナーチェンジ以前は「TSIコンフォートライン アップグレードパッケージ」という名称でした。

価格は258万9000円で、コンフォートラインの装備に加えて、アルカンターラ&レザレットシート、運転席&助手席のシートヒーター、16インチアルミホイールなどで内外装をバージョンアップした豪華仕様です。

ちなみに、コンフォートラインはリヤビューカメラ、オーディオコントロールスイッチ付きのマルチファンクションステアリングホイール、レインセンサー、オートライトシステム、オートエアコン、自動防眩ルームミラー、フロントフォグランプ、センターアームレスト、15インチアルミホイールを標準装備しています。

ポロ以外のBセグメントカーの代表格は、国産だとアクア、フィット、スイフト、デミオ、輸入車ではミニやプジョー208など。輸入車は個性的なデザインや質感の高い内装など、魅力的なモデルが揃っていますが、国産勢は燃費以外のウリが今一つ…。

それらと比較するとポロはデビューから8年も経っているのに、居住性や質感、乗り味、安全性などすべてにおいて群を抜いているのはスゴイですね。さすがは各メーカーがBセグメントの「お手本」にするだけあって、隙のない造り込みです。

私はカタログやウェブ、クルマ雑誌を眺めるだけでは満足できなくて、新型車が発売されるとプライベートでメガウェブのライドワンや日産グローバル本社ギャラリーの試乗会に「おひとりさま」で参加しちゃいます。

クルマに乗り込むときにまずチェックするのが、ドアを開け閉めする時の音や乗り降りのしやすさ。シートに座った時のフィット感や、ドライビングポジションの取りやすさ、座り心地も重要なチェックポイントです。

じつはポロは免許取り立ての頃から気になっていて、近所のディーラーで試乗させてもらったことがあります。その時印象に残ったのが、ドアを開け閉めする時の重厚感とボディのしっかり感、シートの座り心地のよさ。ドイツ車だけに、走りに関わる部分はしっかりコストを掛けて造り込んでいるんだなぁと感心した覚えがあります。

ポロのセールスポイントは5ナンバーサイズに収まるコンパクトボディで、車庫入れや狭い道でもすれ違いも楽チン。全高1.5m以下だから立体駐車場の高さ制限にも引っ掛からず、都心での駐車場探しに苦労しません。

コンパクトサイズだから車内が狭いのでは?と思いがちですが、ポロはパッケージングが超優秀。身長162cmの私が前後席どちらに座っても足元と頭上空間に余裕があり、適度に硬さのあるシートのおかげで長時間座り続けても疲れにくい。とくに後席は座面の角度が絶妙で、お尻や腰骨、太モモが痛くならないのは優秀ですね。

ドライバー目線でチェックすると、シートとアクセル&ブレーキペダル、ステアリングの位置関係が適切で、シートリフターやステアリングのチルト&テレスコ機構も付いているので、体型に合わせてドラポジがバッチリ決まります。

肩と腿のあたりが少しタイトで、適度な「包まれ感」があるので、コーナーでしっかり体を支えてくれる。これだけ出来のいいシートだと近所を「チョイ乗り」するだけなんてもったいない。ドライブするのが楽しくなるので、積極的に遠出したくなりますね。

ハイラインに搭載されている、1.2Lターボエンジンの最高出力はたったの90馬力ですが、スペックからは想像できないポテンシャルを発揮するのが、最新のダウンサイジングエンジンの凄いところ。

デビュー当時から1.2Lの排気量は変わらないものの、2014年のマイナーチェンジではOHCから軽量なアルミブロックのDOHC4バルブに進化。わずか1400〜3500回転で16.3kgmの最大トルクを発揮するので、高速道路の追い越しや発進時でももたつかず、スムーズに加速してくれます。

コンパクトカーは燃費も重要。ポロは燃料がハイオクガソリンなので、軽油やレギュラーガソリン仕様のモデルに比べると燃料コストがかさむのが弱点ですが、高効率エンジンにアイドリングストップやブレーキエネルギー回生システム、ツインクラッチの7速DSGなどを組み合わせることで、JC08モード燃費で22.2km/Lを達成。国産勢やハイブリッド車には及ばないものの、輸入車のなかではトップクラスの燃費です。

かえ的にとっても気に入ったのが7速DSGの変速フィーリング。メリハリのないCVTや従来のトルコン式に比べて、エンジンの回転数上昇と車速の伸びがぴったりシンクロしていて、各ギアのつながりがすごくスムーズなんです。

ハイラインにはステアリングから手を離さずにシフトチェンジできるパドルシフトが付いているので、ワインディングでエンジンブレーキを使いやすいのが◎。

しかも、ハイラインは先行車の速度に合わせて自動で追従してくれるクルーズコントロールが標準装備なので、高速走行時の疲労軽減と燃費向上が期待できそうです。

車重が軽い(約1100s)なのに、ボディが岩のようにガッチリしていて高速での安定感は抜群です。ハイラインは16インチですが、凹凸のある路面や継ぎ目を通過する際も振動やショックが伝わらず、とても快適な乗り心地でした。15インチのコンフォートラインならば、もっと乗り心地が良くなるのでは?と期待しちゃいます。

日本の道路環境にぴったりの5ナンバーサイズで、使い勝手のいい5ドアハッチバック。おまけに荷室も広いとなれば、文句の言いようがありません!

後席はボードなどの「長モノ」が積みやすい60:40の分割可倒式。座面を起こしてから背もたれを倒すとフラットになる、ダブルフォールディングタイプです。

いつも携帯しているメジャーで荷室の長さを測ってみると、後席を倒した状態で120cm、起こした状態で63cm、横幅は96cmでした。ちなみに、荷室の底がアンダートレイになっていて、薄手のものを収納できます。

リヤの「VW」エンブレムがテールゲートオープナーを兼ねていて、エンブレムを押し込むとテールゲートがダンパーヒンジの力でスッと開く仕組みです。

さて、これまで「かえ目線」でチェックしてきたポロの総評ですが、人間にたとえると、勉強もスポーツも万能な超優等生だと感じました。常にみんなのお手本になるような存在であり続けていて、ライバルたちはこぞって隅々まで研究し尽くして「ポロを超えるものを造ろう」って頑張るけれど、なかなか高い壁を超えられない。

あまりにも完璧で非の打ち所がないので、クルマ好きからは「王道すぎてつまらない」と言われそうですが、飽きの来ないオーソドックスなデザインや、マイチェンを重ねて熟成されたメカニズムも含めて、私のような輸入車ビギナーにはうってつけなのかも。他のコンパクトカーを3年ごとに乗り替えるよりも、ポロを長く大切に乗り続けるほうが充実したカーライフを送れそうです。

(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/写真:ダン・アオキ)

■かえ ひろみ

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中の紘実チャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万qを超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。

【関連リンク】

フォルクスワーゲン・ポロ
http://polo.volkswagen.co.jp/

かえひろみ
http://ameblo.jp/6363117/

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