登録後13年を超えても、自動車税が割り増しにならないヴィンテージカーってどういうクルマ?

登録後13年を超えても、自動車税が割り増しにならないヴィンテージカーってどういうクルマ?

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皆さん、毎年やってくるクルマ持ちの一大イベント「自動車税の納付」は無事クリアされましたでしょうか。

最近は、コンビニはもちろん、クレジットカードで支払えたり、スーパーマーケットで支払えたりと便利になったものの、自動車税の税額が変わるものではありませんね。さらに環境負荷の大きい自動車に対する重課税として、ガソリン車(やLPG車)で13年を超えるものに、概ね15%の重課率が付くことに変わりはありません。

この重課税、実は減免されるクルマがあるのをご存知ですか?

東京都では、1945年(昭和20年)までに製造されたクルマについて「ヴィンテージカー」として、自動車税の減免対象となっています。

さて、昭和20年といえば、第二次世界大戦の終戦の年です。たとえば、初の純国産乗用車である初代トヨペットクラウンでさえ1955年(昭和30年)製。減免対象の年式からは、10年も後のクルマです。

その当時、どんなクルマが走っていたのでしょうか。

昭和20年以前のクルマで国内でいま現在も走っているクルマを調べてみましょう。その多くは、外国車。

国内に現存しているナンバー付きのクルマとしては、1920年代からのベントレー、オースチン、ブガッティ、ランチア、アルファロメオ、1930年代からのロールスロイス、アストンマーチン、ジャガー、モーガン、ライレー、MG、フィアットなどがあります。

これらのクルマが、今でもクラシックカー・イベントに登場し、疾走する姿が見られます。

ちなみに、国産車では1937年(昭和12年)のダットサンにナンバー付きがあるようです。

自動車税といえば気になるのは、排気量。

ざっと調べると、イベントに参加している1936年(昭和11年)製のベントレー・ダービーが4250ccで、重課税で8万7900円が減免後7万6500円。同じ年生まれのラゴンダ・LG45ラピードは4467ccですから、10万1200円のところ、8万8000円となります。とはいえ、同時代のヴィンテージカーは1000cc〜2000ccの排気量のものが大半を占めるようです。

もし、こういったヴィンテージカーを都内でお持ちで、手続きをまだしていないようなら、来年からは4月1日〜5月31日の申請期限内に、自動車検査証(車検証)の写しと、ナンバープレートと外観全景が確認できる写真、クルマの製造年が確認できる書類(輸入申告書の写しや現地車検証など)を用意して、都税事務所へ!

上記のとおり、数千円から数万円、維持費が節約できます。

「そのくらいの金額なら、届けでしなくてもいいよ」とおっしゃらずに。こういう制度は利用している方がいらっしゃるのが大切。

先出のトヨペットクラウンや、トヨタ2000GTやコロナマークII、セリカ、日産フェアレディZやハコスカ、日野コンテッサにいすゞベレット……国産のヒストリックカーまで減税、もしくは免税の波が広がるためには、初めの一歩の実績が大切です。

(古川教夫)

登録後13年を超えても、自動車税が割り増しにならないヴィンテージカーってどういうクルマ?(http://clicccar.com/2017/06/20/484384/)

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