充電できる燃料電池車「プラグインFCV」をダイムラーがフランクフルトショー17で公開!

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「EV」とともに「FCV(燃料電池車)」を次世代エコカーとして位置付けている独・ダイムラー。同社は8月21日、フランクフルトモーターショー2017(9月14日開幕)で外部充電が可能な「プラグインFCV」を世界初公開すると発表しました。

また、昨年6月には電動車両をはじめとする環境技術に2年間で70億ユーロ(約8400億円)以上を投じ、主力のSUV「メルセデス・ベンツGLC」をベースにした同社初の量産型FCVを2017年内に発売すると説明。

約9kWのリチウムイオンバッテリーを車体後部に搭載したPHV仕様となっているのが特徴で、水素の残量が減っても最大50kmのバッテリー走行を可能にするなど、水素ステーション数の少ない現状に対応しています。

ダイムラーでは同モデルを昨年立ち上げた「EQ」ブランドシリーズに位置付けており、水素を満充填した状態で約500km走行できるといいます。

一方、日本では経産省資源エネルギー庁が昨年3月にまとめた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」において、2020年までにFCVを国内で約4万台、2025年までに約20万台、2030年までに約80万台に増やす目標値を設定しています。

水素ステーションについても、2020年度までに約160カ所、2025年度には約320カ所まで拡大する計画。

今回、ダイムラーがフランクフルトモーターショーで公開する「プラグインFCV」は、こうした水素ステーション拡充までの間に充電を可能とする事で、FCVの発売で先行したトヨタ、ホンダに対し優位性を持たせる狙いがあるものと思われます。

ダイムラーは2017年以降に航続距離を500km程度にまで伸ばしたEVや、コストアップを抑えたマイルドHVについても市販する模様で、日経新聞によると2025年までに新車販売の約25%を電動車に置換する方針とか。

このように、ダイムラーは今後の環境規制強化に備えることで、次世代車市場をリードする考えのようです。

(Avanti Yasunori・画像:Daimler)

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