クルマと道の仲介役はタイヤ! 空気圧を適正にすれば燃費アップや重大事故も防げる!【誰でもできるカーメンテ】

クルマと道の仲介役はタイヤ!  空気圧を適正にすれば燃費アップや重大事故も防げる!【誰でもできるカーメンテ】

前輪、後輪と細かく数値が決められている空気圧。皆さんのクルマにはどこに記載されていますか。

■意外と自然に抜けている!空気圧チェックしていますか?
クルマが走行している際に、タイヤが地面に接している面積は、わずかハガキ1枚分です。このわずかな接地面積で、タイヤの性能を十分に発揮させるために、タイヤの空気圧管理は非常に重要になってきます。燃費の向上や事故予防にもつながる、タイヤの空気圧チェックで、タイヤの性能を引き出してみませんか。
●空気圧は適正値にすることが大切

タイヤの空気圧が減少していても、パッと見てタイヤが潰れたり凹んでいることは少なく、気づかないことが多いものです。タイヤの空気はパンクをしていない正常なタイヤでも、1ヵ月の間に5%程度ずつ自然に抜けていきます。空気圧が低い状態で走行すると、タイヤの偏摩耗やタイヤの寿命を短くしてしまうだけでなく、ハンドリング性能の低下や燃費の低下、さらには走行中のタイヤの損傷により、重大事故に発展するリスクが高くなっていきます。

また、空気圧が高すぎても、タイヤやクルマにはあまりいい影響をもたらしません。タイヤの真ん中が極端に減ってしまうセンター摩耗が発生したり、クルマの乗り心地が悪くなったり、最悪の場合にはタイヤのバーストを引き起こす原因にもなってしまうかもしれません。

タイヤの空気圧は、メーカーの指定する適正値で管理することが大切で、自然に抜けていくことを考慮して、1ヵ月に1回は点検をしてみましょう。
●自宅でできる空気圧チェック
マイカーの空気圧をチェックできる場所は、いろいろなところにあります。ガソリンスタンドやカー用品店、もちろん愛車を点検に出している自動車ディーラーでも大丈夫です。最近ではユーザー自身でセルフチェックや補充ができるように、持ち運びの出来るエアタンクを自由に使えるお店が多くなってきています。

また、エアゲージがあれば自宅でも空気圧チェックは可能です。カー用品店などで1,000円程度から購入できます。小型で、クルマの中に忍ばせておいても邪魔にならない程度のエアゲージも数多くあります。

空気圧チェックの前に、まずは、愛車の適正空気圧を調べます。取り扱い説明書の後ろの方にも記載がありますが、クルマには「適正空気圧」を表示したステッカーが貼付されているので、このステッカーを確認すると愛車の適正空気圧はすぐにわかります。多くの国産車では、運転席のドアを開けると、開けたドアのサイド部分、もしくはBピラーの運転席側にステッカーが貼ってあることが多いでしょう。輸入車では給油口の外蓋の内側に記載されていることも多いです。

指定空気圧を確認したら、タイヤのホイール内側についているエアバルブのキャップを外します。小さな部品なので落としたり紛失しないように注意してください。エアバルブの空気入り口を発見したら、エアゲージをしっかり奥まで差し込みます。するとエアゲージの針が現在の空気圧を示してくれます。示された空気圧が高ければ抜き取り、低ければ補充をしましょう。適正空気圧に調整されたら、エアバルブのキャップをしっかりと閉めて作業は完了です。
●タイヤが温まる前に、チェックをしましょう
タイヤに補充されている空気は、温度変化により空気圧が変わってしまいます。空気圧のチェックはできるだけ走行距離が少ない、タイヤが温まる前の状態で行うと良いでしょう。タイヤが温まると、空気圧は高く表示され、正確な空気圧を測定できなくなってしまいます。タイヤが温まった状態で適正空気圧に調整すると、駐車後の冷えたタイヤでは空気圧が不足している状態になってしまうことも多いです。

また、カーショップではタイヤに窒素ガスを封入できるようになりました。空気よりもタイヤから自然に空気が減っていく割合は半分程度に抑えられますので、適正空気圧を維持する上では有効な手段になります。ただし、絶対に減らないというわけではないので、窒素ガスを入れたタイヤでも定期的なチェックは必要です。
●まとめ
クルマが走るためのまさに両輪となっているタイヤのチェックは、安全安心なドライブに欠かせないものです。簡単なチェックで、燃費の悪化を防ぎ、事故予防となる空気圧チェックは、セーフティドライバーの基本といえるかもしれません。

(文:写真 佐々木 亘)

クルマと道の仲介役はタイヤ! 空気圧を適正にすれば燃費アップや重大事故も防げる!【誰でもできるカーメンテ】(http://clicccar.com/2020/02/03/946353/)

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