ホントに250cc!? 12500回転まで回したときの加速に思わず腰が引けた!【ホンダ・CBR250RR(実走編)】

ホントに250cc!? 12500回転まで回したときの加速に思わず腰が引けた!【ホンダ・CBR250RR(実走編)】

CBR250RRのパフォーマンスは峠でこそ際立ちます

■走りを追求した250スーパースポーツがホンダ・CBR250RR

●異次元感覚のパラレルツイン

CBR250RR最大の魅力は、突き抜けるようなパワー感を誇るそのエンジン。水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒249ccというスペックで、アルミシリンダースリーブなどを採用して徹底的に軽量化。ボア×ストローク比62.0mm×41.3mmの高回転型ショートストロークで38psの高出力を絞り出しています。2気筒ならではの粘り強い中低速域はもちろんのこと、マルチエンジンのように伸びやかな高速域のパワーフィーリングまで、全回転域で走りの喜びが味わえる素晴らしいエンジンです。

いざ走り出してみると、クラッチさえつなげばどんな低速からでもあっさり速度をあげてゆく粘り強いツインエンジンは、中速域に入ると機関銃のような唸りをあげて持ち前のハイパワーを発揮しはじめました。タイトコーナーを抜けて回転を上げ、もうこれで十分とシフトアップした瞬間にタコメーターに目を走らすと、エンジン回転数はまだたった8000回転! CBR250RRの最高出力発生回転数は、はるか上の12500回転です。

いったいどんなパワーなんだろうと、あとで試しに一度回してみましたが、すさまじい加速感に思わず腰がひけたほど。公道では持て余すほどのハイパワーを体感して、もしどこかでこんな凄いエンジンを使いこなせるライダーに出会ったら、かっこよすぎて憧れちゃうなとまで思ってしまいました。
●スロットルバイワイヤで3種の走りが楽しめる

250クラスで初めてCBR250RRに採用されたスロットルバイワイヤシステムは、スロットルを電子制御とすることで、機械式ワイヤよりも緻密なコントロールを実現するシステム。ライダーのスロットル操作は、電気信号になってエンジンに伝わります。

CBR250RRでは、このスロットルバイワイヤの機能を活かして、走行モードの切り替えが可能。モードは「Comfort」「Sport」「Sport+」の3種類があって、それぞれまるで別のバイクのような乗り味になります。モード切替えは左ハンドルのスイッチで。一度スロットルを全閉にすることで、走行中でもモード切り替えができるのも嬉しいですね。

ベーシックなモードは「Sport」で、ふだんはこのモードにしておけば、力強く乗りやすいCBR250RR本来の乗り味を思うぞんぶん楽しめます。「Comfort」に切り替えると、アクセルレスポンスがぐっとソフトになり、エキゾースト音もふわっとおとなしめに。できるだけバイクを揺らしたくないタンデムランや、長距離ツーリングの疲労を防ぎたいときによさそうです。反対に「Sport+」を選択すると、CBR250RRはガチガチのレーシングマシン!?状態に。これはサーキットで真価を発揮するモードかなと感じました。

スロットルバイワイヤシステムは、いってみれば電気式スロットルですが、機械式スロットルに慣れたライダーでもほとんど違和感はありません。強いて違いをあげると、機械式ワイヤがこすれ合うちょっとしたゴリゴリ感や抵抗がなく、まるで電子デバイスを操作しているように回し心地がスムーズです。右手の感覚が鋭いライダーだったら、きっとこんなところからも新しい走りの世界を感じ取れるんでしょうね。

【ホンダ CBR250RR主要諸元】
全長×全幅×全高:2065mm×725mm×1095mm
シート高:790mm
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:249cc
最高出力/最大トルク:28kW/2.3kgm
燃料タンク容量:14?
タイヤ(前・後):110/70-17・140/70-17
ブレーキ:油圧式ディスク
車両価格:80万3000円

(写真:高橋克也 文:村上菜つみ)

【関連リンク】
村上菜つみさんがホンダ・CBR250RRで出かけたツーリング記事は、月刊誌「モトチャンプ」2020年3月号に掲載されています。

https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11271

CBR250RR Official Site
https://www.honda.co.jp/CBR250RR/

ホントに250cc!? 12500回転まで回したときの加速に思わず腰が引けた!【ホンダ・CBR250RR(実走編)】(http://clicccar.com/2020/02/07/952408/)

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