2019年モデルのアウトランダーPHEVが登場する三菱自動車は「e-EVOLUTION CONCEPT」を欧州初披露【ジュネーブモーターショー2018】

三菱自動車は、2017年の東京モーターショーで初披露された「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を欧州で初めて公開するほか、プラグインハイブリッドEVシステムを大幅に進化させたアウトランダーPHEVの2019年モデルを初めて公開します。

なお、アウトランダーPHEVの2019年モデルは、今夏から日欧で発売する計画としています。

アウトランダーPHEVの2019年モデルはシステムが大幅に改良され、新設計の駆動用バッテリーとエンジンを搭載し、モーターやジェネレーターの出力を向上。

具体的には、プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち約9割のコンポーネントが改良され、プラグインハイブリッドEVシステムが大幅にアップデートされます。

さらに、エンジン排気量を現在の2.0Lから2.4Lに拡大。カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により高膨張比サイクル(アトキンソンサイクル)化が図られ、低回転域で高効率の発電が可能になります。

加えて、エンジン発電制御が全域で見直され、エンジン音を大幅に低減させることで、発電によるエンジン始動時の違和感を低減させるとしています。

駆動用バッテリーの容量も約15%アップし、最高出力を約10%向上。さらに、ジェネレーターやリヤモーターの出力も約10%向上させることで、より力強い走りが得られるそうです。

旋回性能や操縦安全性の面でも進化を遂げます。車両運動統合制御システムの「S-AWC」モーターのレスポンスを高めるだけでなく、前後駆動力配分を最適化することで、旋回性能と加速性能を最大限引き上げられる「SPORT」モードを追加。

さらに、モーターのレスポンスや車両挙動を穏やかにすることで、氷雪路などの滑りやすい路面での安定性とコントロール性を向上させる「SNOW」モードも加わります。

外観では、LEDヘッドライトやLEDフォグランプベゼル、ラジエターグリル、フロントスキッドプレート、リヤスキッドプレートの意匠変更のほか、フィン形状の新デザインアルミホイールと空力性能を向上させるリヤスポイラーの追加により、スポーティな仕立てとなっています。

内装は基本的に変わらないものの、一部改良が施されます。モーターとエンジンの出力状況が分かるようにパワーメーターの表示が変更されるほか、サポート性を高めたキルティング本革の新形状シートを採用。レーザーエッチングが施されたオーナメントパネルと組み合わせることで質感の向上が図られています。

(文/塚田勝弘・写真/三菱自動車)

2019年モデルのアウトランダーPHEVが登場する三菱自動車は「e-EVOLUTION CONCEPT」を欧州初披露【ジュネーブモーターショー2018】(http://clicccar.com/2018/02/21/561586/)

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