【新車】新型スバル・フォレスターは暖機が7分も速くなる熱マネシステムを初搭載

【新車】新型スバル・フォレスターは暖機が7分も速くなる熱マネシステムを初搭載

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2018年3月のニューヨークオートショーにて世界初公開され、これから世界中でローンチされる予定となっているスバル・フォレスター。北米仕様の心臓部は、2.5リッター水平対向エンジンと発表されています。

総排気量は2498cc、型式「FB25」というのは従来からある2.5リッターエンジンと変わっていませんが、なんとエンジン全体の約90%を新設計したというニューユニットです。

最大のポイントは燃料噴射システムが直噴化されたことにあります。従来の2.5リッターエンジンはコンベンショナルなポート噴射式で、可変バルブタイミング機構も吸気側だけでした。しかし、新しいFB25エンジンは直噴化によるノッキング対策もあって、圧縮比を12.0(従来は10.5)と上げています。さらに吸排気に可変バルブタイミング機構を備えたことにより、最高出力も138kW(従来は129kW)へとパワーアップしました。最大トルクは235Nmから239Nmと増えています。

トルクの最大値だけでなく、全体にフラットになるよう底上げしたことによりドライバビリティを大幅に向上させたというのもポイントといえるでしょう。

直噴化に合わせてポートの形状も最適化されています。スバルお得意のTGV(タンブルジェネレーションバルブ)も採用され、低負荷域では隔壁によって区切られたポートの内側だけに吸気を通すことで強い渦を筒内に生み出しているのも、直噴化のメリットを引き出す設計です。

さらに、新型FB25エンジンではスバル初となる「熱マネージメントシステム」が採用されています。これは電動の冷却水コントロールバルブを新設したもので、ターゲットとなる水温まで暖めるスピードを早めようというもの。従来までのサーモスタットを使ったシステムでは、目標とする80度にするのに18分程度かかっていたものが、熱マネージメントシステムの新採用により11分程度まで短縮できたといいます。

水温が低い状態では狙い通りの出力が出せずに、ドライバビリティにネガが感じられることありますが、素早くターゲットまで暖まることは運転のしやすさにつながります。これはリアルワールドでの燃費や環境性能にも効いてくる進化であるのはもちろん、コールドスタートでの計測となる新・燃費測定モード「WLTC」の結果にもつながることが期待されるシステムです。

(山本晋也)

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