SUBARU WRX STI【VAB】ノーマルの性能を数値化! ゼロスタートからスピードリミッター作動までの時間&距離をランエボXと比較してみた!

SUBARU WRX STI【VAB】ノーマルの性能を数値化! ゼロスタートからスピードリミッター作動までの時間&距離をランエボXと比較してみた!

SUBARU WRX STI【VAB】ノーマルの性能を数値化! ゼロスタートからスピードリミッター作動までの時間&距離をランエボXと比較してみた!の画像

ゼロスタートによるフル加速をリミッター到達まで計測、到達距離/時間や各ポイントでの数値をGPS式データロガーで引き出して、メーカー公表スペックからは読み取れない性能を明らかにしていく禁断のテストを実施。ステージは高速周回路、アタックドライバーは飯田章。あいにく当日はテスト直前まで雨が残り路面コンディションに変化があったため、あくまで参考数値となる。

SUBARU WRX STI【VAB】
テスト車両グレード:STI 2.0 4WD(379万円)

2015年モデル

0→180km/h加速時間:19秒38
リミッター作動速度:184.13km/h
0→ 50km/h加速:2.26秒(2.55秒)/16.13m(14.80m)
0→100km/h加速:6.21秒(6.66秒)/91.16m(104.93m)
0→150km/h加速:13.20秒(13.07秒)/331.82m(331.73m)
0→180km/h加速:19.38秒(20.61秒)/620.32m(683.27m)

※()内はランエボX GSR/5MTの数値。同条件で計測。ランエボのリミッター作動速度は189.80km/h。

チューニングの可能性も幅広い熟成のEJ20ターボエンジン搭載
ランエボとともに日本を代表する武闘派として、多くのチューニングが取り入れられたのがインプレッサWRX。その直系として独立モデルとなったWRXだが、現在(2015年)は「WRX S4」を名乗る洗練された大人のスポーツセダンと「WRX STI」という伝統の名称を受け継ぐピュアスポーツモデルの2本柱でラインナップを構成している。

両者の大きな違いはパワートレインで「S4」が “低速トルクの太いFA型エンジン+CVTの2ペダル”なのに対し、「STI」は“高回転まで吹け上がるEJ型エンジン+3ペダル6MT”とコンベンショナルな点だ。

今回のテストで用いたのはもちろん後者。日本仕様の「STI」は、エンジンやトランスミッションにセンターデフまで含めたパワートレインの基本要素を先代から受け継ぎながら、制御が熟成される。また、剛性の高いボディへ組み込まれることで、パフォーマンスは大幅に向上。今なお世界第一級の走行性能を誇っている。

なお、比較のために同条件で計測したランサーエボリューションX GSR/5MTの結果も載せているが、低速域ではランエボXが、高速域ではWRX STIが有利という結果になった。

「WRX STI」には伝統のEJ20型のターボエンジンが搭載される。高回転域で盛り上がる特性でMTとのマッチングに優れている。基本的に先代からのキャリーオーバーだが、ボディ強化にあわせてスロットの立ち上がりと過給圧の特性を素早くし、応答加速が高められた。

STIのタイヤ銘柄はダンロップのSPORTMAXX RTだが、溝幅や内部構造は専用にチューニングされている。ホイールはグレードによってENKEI製とBBS製を用意。パワーステアリングは操舵フィーリングにこだわり電動ではなく油圧式だ。

スタビリティコントロールに関してサーキット走行に配慮しカット速度の上限は設けられていないが、カット時でもABSは介入する。スロットルの反応を切り替えできる「SI-DRIVE」は、I(インテリジェント)/S/S#の3段階から選択可能。その奥にあるのはセンターデフの切り替えで、ドライバーの好みに応じてスイッチでロック率を調整できる。

【主要諸元】

車両型式 CBA-VAB
駆動方式 AWD

エンジン型 EJ20(水平対向4気筒DOHC デュアルAVCS)
過給機 ツインスクロールターボ

総排気量 1994cc
内径×行程 92.0mm×75.0mm
圧縮比 8:1
最高出力 308ps/6400rpm
最大トルク 43.0kgm/4400rpm
パワーウェイトレシオ 4.8kg/ps
燃料供給装置形式 EGI(マルチポイント・インジェクション)
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量 60L
燃料消費率(km/L) 9.4km/L(JC08)

トランスミッション6MT
変速比 1〜6速(後退) 3.636/2.375/1.761/1.346/1.062/0.842(3.545)
減速比 3.9
タイヤ FR:245/40R18
ブレーキシステム 油圧式ベンチレーテッドディスク
サスペンション F:ストラット R:ダブルウィッシュボーン

全長×全幅×全高 4595mm×1795mm×1475mm
ホイールベース 2650mm
最小回転半径 5.6m
車両重量 1480kg
前後重量配分 F:R 900kg:580kg
乗車定員 5名

(web option編集部)

SUBARU WRX STI【VAB】ノーマルの性能を数値化! ゼロスタートからスピードリミッター作動までの時間&距離をランエボXと比較してみた!(http://clicccar.com/2018/12/04/660727/)

【関連記事】NAのS14シルビアでもここまでいける! 301psの超ハイコンプNAエンジンを搭載するドリフト仕様が登場!【粟野如月コラム】台湾のFIA公認ドリフト競技に参戦! 4位になりましたよ!【KISA’s DRIFT LIFE vol.4】【最新パーツ情報】HKSが開発したS660用の水冷クーリングシステムは何がすごいの? 実力を徹底検証!