2018年、心に残った出来事・ベスト5【車中泊女子の全国縦断記】

2018年、心に残った出来事・ベスト5【車中泊女子の全国縦断記】

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■北海道の地震に現地で遭遇。印象に残る2018年
今年も約8ヶ月の旅生活を終え、地元・熊本に帰還しました。この1年を振り返り、各地の風景や、ご当地グルメ、体験などをピックアップしてお送りします。第1回目は「心に残った出来事」ベスト5です。

【その1 キャンピングカーに関する出来事
まずは生活の場であるキャンピングカーについて。今年は、地元で(軽自動車でしたが)衝突されたのを皮切りに、キャンピングカーでバック中にラダーを破損したり、駐車場で軽トラックからぶつかられたりと、3回も事故に遭ってしまいました。

キャンピングカー仲間にラダーを修理してもらったり、ナンバープレートやバンパーも直していただいたりして本当に助かりました。そして、厄落としを兼ねて10年ぶりにプロによる洗車を敢行! 22年目を迎えた愛車がピカピカに蘇って、感謝・感激です。あとは、この状態を維持していかなければ…。

【その2 北海道150年〜北海道地震とアイヌ文化
今年は、かつての蝦夷地≠ェ松浦武四郎によって『北海道』と名づけられて150年という節目の年でした。奇しくも地震に見舞われ全道停電という惨事が起ってしまい、筆者も震源地に近いところ(震源地から直線距離で約50km)で停泊していたこともあり被害を目の当たりに。

不幸中の幸いだったのは、たまたま停泊していた道の駅【樹海ロード日高】の近くには水力発電所があり、当日の朝には電気が復旧してスーパーもガソリンスタンドも通常営業していた事です。夜には近隣のホテルや旅館で日帰り入浴も可能になり、たいへん助かりました。

ちょうど平取町二風谷(にぶたに)に滞在して色々とアイヌ文化を学んでいたところでした。道の駅【樹海ロード日高】から二風谷までは、約40km。震源地である厚真町にほど近く、電気も水道もストップ、ケータイの電波も圏外だったため、お世話になった方々の安否確認に実際に訪れて、お水などを届けたりキャンピングカーの電気を使っていただいたりしました(写真は8月18日〜19日に開催されたアイヌの舟下ろしの儀式【チプサンケ】の様子です)。

アイヌ繋がりで、もうひとつ。気になっていた『チャシ』めぐりもできました。『チャシ』とは、アイヌの砦・山城、また聖地を意味します。北海道内、特に道南〜道東に500ヶ所以上ものチャシ跡が点在しているそうです。

根室のノツカマフチャシ、ヲンネトモチャシ、釧路のハルトルチャランケチャシ、新ひだか町のシベチャリチャシ、ホイナシリチャシなど観光案内板が設置され整備されているところを中心に見に行き、思いを馳せました。

写真はホイナシリチャシからの眺め。マルで囲まれた像は、アイヌの英傑・シャクシャインです。訪れた日の数日後(8月半ば)、倒壊の恐れがあるとのことで立ち入り禁止になり、9月23日『シャクシャイン法要祭』において新たな像がお披露目となりました。ここでも一つの節目を見た思いです。

【その3 気象現象・自然現象
ふだんから空を眺めるのが好きな筆者。2018年は1月31日から2月1日にかけての皆既月食にはじまり、数々の気象現象が見られました。

写真左は、5月7日に青森で見られた気象現象で、太陽を中心とした虹色の日暈の下に彩雲(環水平アーク)と、上にも白い日暈(幻日環)が重なって出現するという、全国ニュースでも報じられたほど珍しい現象でした。

こちらは知床連山にかかる笠雲。右端の羅臼岳は見事な笠雲で、左の硫黄山まで羽衣が流れるように横たわっていました。こうした気象現象は、見ようと思って見られるものではないので、とても貴重です。知床には毎年のように訪れていますが、連なった笠雲は初めて見ました。

特筆すべきは、同じく知床の『男の涙』という滝が虹色に輝く現象「オーロラフォール」を、ようやく目にする事が出来たことです!

太陽の位置、滝の水量、また海からの風による吹き戻しが流れ落ちる水をベールのように揺らめかせるなどの条件が満たされて、はじめて起るものです。毎年のようにお世話になっているネイチャーガイドさんに案内していただいて、昨年から訪れること3度目の正直となりました。虹色にキラキラと輝く滝の美しさは筆舌に尽くし難く、まさに「神秘」。どんな宝石も適いません。

【その4 野生動物との出逢い
大自然と触れ合う醍醐味のひとつとして、野生動物との出逢いがあります。今年も多くの野生動物に遭遇しました。

昨年は氷河期の生き残り<iキウサギが見られて大興奮。今年は地味ではありますが貴重なエゾライチョウを目撃しました(写真:左下)。それほど山奥に行かずとも、遊歩道などからでも見つかることがありますよ。コツは、大声で騒いだり走ったりせず、注意深く目をくばることです。

野生動物といえば、問題となっている観光客による「エサやり」も忘れてはなりません。北海道ではキタキツネなどへのエサやりが常習化し、クルマを怖がらずに近づいてくるため事故も絶えません。

特に注意しなければならないのはヒグマです。一般的にはヒグマの方から人間を避けてくれると言われていますが、こちらから存在を教えることが大事です。熊鈴の音には慣れてしまったという意見もありますが、音のなるもの、特にラジオなど人の話し声が効果的だそうです。先ほどは「大声で騒いだり走ったりせず…」と書きましたが、ことヒグマに関しては出会わないように手を叩くなど音を出しましょう。

【その5 神社めぐりとお礼参り
神社好きな筆者。昨年は、念願だった三峯神社の『白い氣守り』をいただいたり(現在は授与を休止しています)、『神在月(かみありつき)』初日に出雲大社へ参拝する事ができました。また北海道の浦幌神社に祈願した仕事運が叶ったこともあり、この3社にはきちんとお礼参りをしました。

個人的に「ご縁がある」と思っている神社へは、なるべく訪れるようにしていますが、スケジュールの都合で失礼してしまう場合もあるので、そこは来年の課題です。

次回は「行ってよかった日本の風景ベスト5」をお送りします。

(松本しう周己)

2018年、心に残った出来事・ベスト5【車中泊女子の全国縦断記】(http://clicccar.com/2018/12/26/673200/)

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